あなたは普段どんな調味料を使っていますか?
「体のことを考えると、できるだけ自然なものを使いたい派」
「おいしいものを作るために、ホンモノを使いたい派」
「調味料の違いとか、よくわからないので安いのがいい派」
などなど、色んな派閥があるかと思います。
そこで今日は、体によくて、食材のおいしさを引き出してくれる調味料と、シンプルに味を添加する調味料の違いを紹介します。
簡単においしい料理を作れるのはどちらでしょう?
目次
体にいい調味料
体にいい影響を与える調味料ってどんなものでしょう?
それは食材の消化を助けることができること。
醤油、味噌、酒、みりんといった日本独特の調味料は半年から一年の醸造期間を経て、酵母菌、乳酸菌、麹菌、酢酸菌などの宝庫となっています。
これらの菌の働きで食べ物の栄養素が増し、新しい成分が生まれ、消化吸収が良くなるのです。またこれらの菌は腸内環境を改善する力も持っているので、腸自体の消化能力も上げてくれます。
食材の良さを引き出す調味料
旬の食材には旨みが多く、何もしなくてもかなりおいしいですが、素材の旨みをさらに引き出してくれる調味料があります。
それが発酵調味料です。食べ物は熟成させることで旨味が増しますが、 寝かせることで美味しくなるのは菌による発酵の働き。 発酵調味料を使う事で、何日も寝かせたような熟成した旨味をのせることができるんです。
だからサッと作る料理でもおいしく作ることができます。
さらに発酵調味料には大豆などが分解され多種多様なアミノ酸が含まれています。それが食材のグルタミン酸やイノシン酸などと組み合わさると、「うま味成分の相乗効果」でうま味が飛躍的に強くなるのです。
味を添加する調味料
半年から一年という長い時間をかけて作る伝統的な発酵調味料に対して、1~2か月で早く安価に作る調味料もあります。
長時間発酵させないと生まれない甘味、旨味、熟成のあかしの琥珀色、風味を補うために、ブドウ糖や水あめ、アミノ酸、色素、香料などを添加しています。
合成アミノ酸でも旨味は感じられますが、だしからとった味噌汁と、粉末だしで作った味噌汁の違いのような違いがあります。
粉末だしを使い続けると、鰹節や昆布でとっただしの旨味を感じられなくなってしまうように、こういう調味料を使い続けると、繊細な自然の旨味を感じられなくなってきます。
まとめ
調味料にはざっくり分けて2種類あります。
多種多様な菌で消化を助け、素材の旨さを引き出す伝統製法の調味料と、 人工的に旨味などを添加して早く安価に作る調味料です。
調味料は一度に使う分量はわずかなもの。体に与える影響や、素材の旨味を引き出せることなどを考えると、少し高くても質の良い調味料を使う事をおススメします。
いい調味料を使うのが、簡単においしい料理を作るコツですよ~!
今回触れていませんが、塩と砂糖も重要です!こちらの記事をどうぞ⇓
発酵調味料代表の醤油の選び方はコチラの記事をご覧ください⇓
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