身土不二って聞いたことありますか?マクロビオティックのベースになっている考え方の一つなんだけど、超かんたんに言うと、身体と土は一体ってこと。
例えば、植物は土から養分をもらって成長するから、植物は土でできていて、動物はその植物を食べて生きているから、植物でできている。そして動物が排泄したり死んだものが土の養分を増やして、それが植物を育てる…というふうに循環してるから、土も植物も動物も要は同じものが変化しているだけってことなんだよね。
それに加えて、 太陽が地球に与える影響(気温や潮の満ち引きなど)や、大気、湿度などの環境が密接に関係してて...。
だから、あらゆる生物はその風土、環境の産物で、その風土に従っているから栄えているといえます。私達人間も、風土に従って生きれば、自然な状態で(健康で幸せな状態)生きることができるというのが、身土不二の考えなのです。
具体的に何を食べればいいの?
考え方はわかるけど、結局何を食べればいいの?と思いますよね。
その前に、そもそも動物はなぜ食べるのでしょう?
美味しいから?
お腹が空いたから?
食べないと大きくなれないから?
答えは、体を動かすエネルギーを取り入れるため。車がガソリンで動くように、私達動物も活動するために食べ物というエネルギーが必要だから。
いつでもどこでも無料で手に入る、世界最大のエネルギーって?
ではここでもう一つ質問です。
いつでもどこでも無料で手に入る、この世で最大のエネルギーって何でしょう?
それは、太陽のエネルギー☀
地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、1秒あたり約42兆キロカロリー。これは、1秒間に世界中で使っているエネルギー(石油や電気など)の2万倍以上というスゴイ量なの。もしこの太陽エネルギーを100%変換できるなら、世界の年間エネルギー消費量をたったの45分でまかなうことができちゃうんだって。
この太陽エネルギーは、海水や地面をあたため水を蒸発させ雨を作り、水を地球に循環させたり、地表の温度差によって風や波、潮の流れといった運動エネルギーを作り、気象を変化させたりしてる。
でも 太陽エネルギーは、地球上でさまざまな働きをしながら、最終的には、ほとんどすべてが熱の形となって宇宙に戻っていってしまっているの…😢
穀物菜食が自然なわけ
その中で0.02%というほんのわずかな割合(でも、すごい量なんだけど)が、ある生物によって地上で別なエネルギーに変えられているのを知ってる?
いったい、どんな生物が・・・実は、太陽エネルギーを地上に固定しているのは植物なのです✨
緑色をした植物は太陽の光から、水分と空気中の二酸化炭素をもとに炭水化物(ブドウ糖やデンプン)を作り、余分になった酸素を空気中へ出してるよね!小学校で習った光合成!(^^)!
つまり、植物だけが、太陽エネルギーを食べ物に変えることができるというわけ✨スゴイ!
だから私達動物は、植物を食べるのが効率のいい、自然なエネルギーの取り方なんです。肉食動物は植物を分解する消化器官を持っていないから動物を食べるけど、真っ先に草が入った胃袋を食べるらしいしね。
環境で変わる作物と人間
また、環境によって育つ作物が違って、例えば暑い地方では体を冷やすバナナや芋が育ち、寒い地方では体を温める蕎麦や稗などが育つ。人間の体は長い期間住んでいる場所に合わせた体に変化しているので、今住んでいる場所で、今の季節に採れる植物をできるだけ自然な状態で採るのがいいんだよね。
スーパーやコンビニで、袋詰めされたきれいな野菜やカットされた魚や肉、食べるばっかりになった加工品なんかを見ると、混乱しちゃうけどね。
で、結局何を食べればいいんだっけ?
その土地でとれたもの(世界中から食品が輸入されてる今の時代、国産品っていうだけでもOK)、その季節に自然にとれる穀物や野菜を中心に食べれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていくことができそう。
自然は本当にうまくできていて、その人に必要なものが必要な時に現れるようになってるんだよね。 だからそれに逆らわず自然に流れて生きていくのが、最も楽ちんでそして健康に生きられる秘訣なのです。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方!
ぜひ気軽に参加してね!(^^)!
🍀🍀🍀🍀🍀マクロビライフ🍀🍀🍀🍀🍀
マクロビオテイックは単なる食事法じゃない(^^♪料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう♪
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
玄米の美味しい炊き方知ってますか❓
崩れないけど、食べるとフワッと柔らかいおにぎりの作り方って❓
先月から始まった料理教室マクロビライフ。
6月のテーマは自分にとってサイコーの玄米おにぎり✨
どんな玄米を選ぶか、どう洗うか、水加減をどうするか、どの鍋を使うか、火加減をどうするか、蒸らしをどうするか...。
一つ一つ選択していくことで、自分の体質にあった、自分好みの玄米が炊ける✨✨
玄米が炊き上がったら、サイコーのおにぎりをにぎるためにすることは❓
ごはんを混ぜない‼️
炊きたてをにぎる😆
にぎるのは3回だけ❗
シンプルだけど奥が深いのがおにぎりなのです😊😊
くり抜いたズッキーニに大豆たんぱくのそぼろとパン粉をのせてオーブンに。
暑い季節は、オーブンに入れるだけで作れる野菜のオーブン焼き!超簡単なのに美味しい!(^^)!
梅干しとネギと味噌を混ぜて丸めておぼろ昆布で包みます。
作っておいておけば、お湯を注ぐだけで味噌汁が飲めます。
レーズンを入れてほんのり甘く煮た小豆をお茶入りの寒天液に入れて水まんじゅうに。
マクロビライフは、料理の勉強をしながら食を大切に思う人達と繋がる場所です😊
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
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マクロビオテイックは単なる食事法じゃない(^^♪料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう♪
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
ギョギョギョ❗😆これ何でできているでしょう???
これはこんにゃくと玄米で作ってるんですよ!大分県佐伯市の「イカで作った錦鯉の姿ずし」を新聞で見かけ、こんにゃくでできないかなと思って考えました。
大分県南部の佐伯市は、日本屈指の漁場・豊後水道に面する人口約7万5000人の町。寿司の材料のほとんどを地元で仕入れることができるといわれ、ネタの鮮度と大きさは食通のあいだに広く知られています。
ガラス細工のように美しい飾り寿司は、食の芸術品ともいうべき完成度で、佐伯の職人の技の高さを示しているそう。なかでも「イカで造った錦鯉の姿寿司」は、そのビジュアルからインスタでもブレイクしているのだとか。
こんにゃくと人参で作ってみたら想像以上に美味しかったのでレシピをシェアしますね!
材料 10貫分
酵素玄米 200g
梅酢 大匙1
白板こんにゃく 一枚
人参千切り 50g
黄色いパプリカ千切り 1/2個
海苔 適宜
作り方
1こんにゃくは茹でて横7cm縦15cmの大きさに薄くスライスする。玄米ご飯はすし酢を混ぜておく。人参、パプリカはそれぞれ塩をして、出てきた水分で蒸し煮しておく。海苔は細かくちぎっておく
2すし飯を10等分にして俵型にむすび、その上に人参、パプリカ、海苔を彩りよくのせる。
3こんにゃくは後ろ1/3を尾びれを形どって3つにカット。端材で背びれ、胸ひれを作っておく。
42の上に3をのせて包みながら鯉の形に作る。3の背びれ、胸ひれをつけてできあがり。
動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方!(^^)!
ぜひ気軽に参加してね💕
🍀🍀🍀🍀🍀マクロビライフ🍀🍀🍀🍀🍀
マクロビオテイックは単なる食事法じゃない💕料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう!
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
5月から新たな料理教室がスタートしました。マクロビライフは、マクロビオティックをゆるく体験してもらうために新設した料理教室です。
マクロビオティックというと、肉も魚も卵も乳製品も砂糖も使っちゃダメという厳しい制限があるって思ってる人が多いんだけど、使っちゃダメなわけじゃ、全然ないんだってことを知ってもらうための教室です。
マクロビオティックは穀物や野菜などをできるだけ自然に沿った形で食べることをすすめているんだけど、それは、現代の食生活があまりにも自然からかけ離れてしまっているから。
暗くなったら寝る、明るくなったら起きる、お腹が減ったら食べる、自分の住んでいる場所の空気を吸い、水を飲み、作物を食べる、排泄する、土に還す、という当たり前のことが当たり前ではなくなっています。
自然とかけ離れているとは言っても、生まれた時からこの便利な社会で生きていると、自分が自然の一部だと意識さえできないのが普通でしょう。
でも自然の循環から離れてしまうと、体の調子が悪くなったり、毎日が憂鬱になったりして、体が赤信号のサインを送ってくるのです。
マクロビオティックは、日本人が昔、自然の中にいた時に食べていたものを食べて、健康を取り戻そうと考えて始まったものです。病気治しをする時、動物性食品を一切取らないと治るのが早いし効果的なので、病気治しのための厳しい食事療法が広まっていったのです。
でも食べ物を咀嚼するための歯は、親知らずも入れて32本中20本が臼歯、8本が切歯、そして4本が犬歯。歯の割合に合わせて摂取するのが自然なので、5/8は穀物、2/8は野菜、1/8は動物性をとるのが人間の体に合ってるっていうことに。
マクロビライフでは、そんな観点から、リマクッキングでは使用しない動物性も若干取り入れたり、現代の忙しい生活事情にマッチした簡単な時短料理を紹介しています。簡単料理を盛り付けで豪華に見せるテクニックとか( ´∀` )
リマクッキングを初級から上級まで勉強されたベテラン生徒さんの、学びのアウトプットの場所でもあるので、初めての方もわからないことは先輩に教えてもらえるので安心です💕
そんなマクロビライフの記念すべき第一回目はスイーツ教室🍰受講生の方のお孫さんが砂糖が食べられないため、いつもお菓子作りに苦労されているとのこと。いっそのことオールスイーツ教室やろうと企画しました✨
メニューは豆腐のワッフル+豆乳ヨーグルト&フルーツ
豆乳クリーム&サラダ
巻き巻きスイーツ
リンゴのタルト
フルーツオープンサンド
甘いのだけだと甘死にしちゃうので、ワッフルは半分は豆乳で作ったマヨネーズ風のクリームとサラダで。
タルトはアーモンドプードルを入れた香ばしい生地の中にサツマイモのペーストを入れ、その上にリンゴでバラを形作りました。簡単だけどきれいなんです✨
フルーツは形が本当にきれいなので、それを生かしたお菓子が見栄えがいい。フルーツサンドは、天然酵母パンに豆乳ヨーグルトを塗って、美しいフルーツをのせるだけで映える~(^^♪
動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方!
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マクロビオテイックは単なる食事法じゃない?料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう?
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
今日はマクロビライフという、初めての方も自由に参加できるゆる~いマクロビ料理教室の日。
今日のテーマは時短弁当。
ストイックなマクロビでは使わない、みりんや焼き肉のたれ、チューブ入りのニンニク、生姜など、便利な時短グッズを使って、お弁当を作りました😊
肉や魚、乳製品、卵や砂糖を使った料理が一般的だけど、なくても美味しいおかずはできる!野菜も玄米も、その性質を生かしてあげれば、甘くてコクが出る!しかもしつこくないから胃もたれしない。
手間がかかる、茶色くて美味しそうじゃない、そんなマクロビのイメージがどこかへ飛んで行ってしまう料理教室マクロビライフです。
今日のメニューは
圧力鍋で炊くもちもち玄米
体に良質の塩を入れる味噌汁
大豆タンパクの唐揚げ
車麩の焼き肉風
野菜のオーブン焼き
じゃがいものマスタードサラダ
デザート さつまいもの練りきり
でした。
雨の中来てくれた15年来のママ友達や、赤ちゃんを連れて参加してくれた若いママ、三島や牧之原など遠くから参加して下さった方々、本当にありがとうございました✨💕
動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方🤣
ぜひ気軽に参加してね✨
🍀🍀🍀マクロビライフ🍀🍀🍀
マクロビオテイックは単なる食事法じゃない✨料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう✨
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~2:00
場所 自然食品店富士グリーン2f
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
今日はマクロビオティックの料理教室の日です。
静岡県富士宮市で開催して40年になります。母が始めたこの教室を手伝い始めてもう20年も経っていた!時の流れは速い!
私の担当するクラスは上級のおもてなし料理。
一人で5人程度のおもてなし料理を作るというのを想定して、簡単で見栄えが良く、しかもおいしく、もてなす人の体調に配慮したメニューを作っています。
野菜の色や形がそのままアートのような美しさになる水玉ちらし寿司。
きゅうりとたくあん以外の野菜は蒸し煮してあるので、野菜の旨味と甘みが凝縮されています。梅酢で味付けた玄米と合うんだよね。野菜を切って蒸し煮するだけなので超かんたん。
主食がお寿司で豪華に見えるので、揚げ物はシンプルに、アスパラとステイックブロッコリーを春巻きの皮で包んで揚げただけの春野菜の春巻き。ハーブ塩をつけていただきます。
ひな祭りだから、煮物もちょっと可愛らしく。里芋と油あげを昆布とシイタケのだしで煮て、醤油で味付け、お雛様のように油揚げを着物にみたてて里芋を包みました。
お吸い物も、白玉をあずき茶で溶いて白とピンクの2色にしてひな祭り風に。おだしはもちろん昆布とシイタケでとります。
取り分けていただきます。
今日はご飯を焦がしてしまったのですが、上手にはがせたので、そのまま油で揚げておせんべいにしちゃいました。パリパリでおいしくできました!(^^)!
小さな田舎町なので、生徒さんは多くても5人くらいのこじんまりとした教室です。
小人数だけど、食べ物の陰陽を手掛かりに、自然の法則を貪欲に学ぶ熱心な生徒さんばかり。教わることがいっぱいの刺激的な一日になりました。
来てくださって本当に感謝です💕
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方
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🍀🍀🍀🍀🍀マクロビライフ🍀🍀🍀🍀🍀
マクロビオティックは単なる食事法じゃない?料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう!
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~2:00
場所 自然食品店富士グリーン2f
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
こんにちは。とびらです。
マクロビオティックの料理教室で講師をしています。今期担当するのは「おもてなし料理」。この「おもてなし」の考え方がブログのアクセスアップにも役立ちます。
満足して帰ってもらうために
マクロビオテイックというと聞きなれない人も多いですよね。簡単に言うと、自然の法則に沿った食事法で幸せに生きるいう考え方です。
具体的には日本古来の伝統的な食品、食材を自然に調和する方法で調理し、個人の体質、体調に合わせて食べます。自然に沿った食べ方をすると、本来の自分になれて、自由に好きなことをして生きることができるという考え方です。
そんなマクロビオテイックの「おもてなし料理」は見た目の美しさや味以上に、もてなす相手が満足してくれることを考えて作ります。
相手を知る
まずは、もてなす相手を知ること。好みの味付け、食材、背の高い人なのか、太っているのか、体調はどうなのか、子供なのか、大人なのか、老人なのか…。
さらに想像力を働かせて、その人がどうなりたいと思っているのか探ります。陽気になりたいのか、気分を落ち着かせたいのか、痩せたいのか、胆力をつけたいのか…。
好み、体質、体調、なりたい状態は100人いれば100通りです。おもてなし料理は、その中のたった一人の人が、おいしく感じ、食後に体調が良くなったり、なりたい状態になれるように作ります。
自然を知る
生徒さんは、おもてなし料理コースの前にマクロビオテイックの基礎を学んでいます。そこで、食材が持つ性質、季節ごとの特徴、自然の法則を勉強しています。
例えば根菜類は体を温める作用があります。でも同じ根菜でも、大根は広がる陰性の性質があるのに比べ、ごぼうは締まる陽性の性質を持っていたりします。緑の葉物野菜はもっと陰性が強く体を冷やす作用があるとか、それぞれ性質が違います。
春は芽吹きの季節だから、人間の体も溜まったものが出やすく、吹き出物や鼻炎などになりやすい。それを癒すものを自然はちょうどその時期に提供してくれます。季節のものを食べるのにはわけがあるのです。
こんな風に、様々な特徴と性質を組み合わせて、自分の体質や体調に合った料理を作る勉強をしています。おもてなし料理コースは、その知識を駆使してもてなす相手を満足させる実践編です。
自分を大事にしない人は人をもてなすことができない
ところが知識があって、相手の情報が揃っても、「みてみて料理」を作ってしまう人が多いのです。「こんな料理が作れるの、スゴイでしょ」「これで体調良くなるんだよ、知らなかったでしょ」みたいに。
悪気があるわけじゃなく、むしろとても熱心で相手を思いやっているつもりなんです。でも、もてなされた方は「ああ、スゴイね…、勉強熱心だね。」と、何か違和感があり、心があたたかくならないんですね。
どうしてこうなるのでしょう?
それは「みてみて料理」を作る人というのは、自分に冷たくしたり、自分を責めたりして、自分を大事に扱っていないからなのです。そんな人は自分には魅力がなくて、努力がたりなくて、愛される資格がないと思っている人が多いんです。
自分で自分を大事にしていないと、大事にしてくれる誰かを探すことが最優先になってしまいます。もてなす相手のことを、実は自分を満足させてくれるかどうかという目で見てしまうんです。
そうすると、相手に満足してもらう事より、「私の作った料理をほめてほしい」「私の知識を認めてほしい」が優先してしまうのです。
本当の「おもてなし」は、自分を十分にもてなしていないとできません。自分が満たされて幸せじゃないと、本当には相手のことを思いやることができないのです。
こちらの記事で自分のもてなし方を書いています。→メタ認知で心を動かす文章を書く
まとめ
ブログでも「おもてなし」の心が大事です。相手を知り、自分にできることを知り、それを組み合わせて満足してもらえる記事を書く。満足して帰ってくれたら、次もまた訪問したいと思ってくれます。それがアクセスアップにつながります。