
こんにちは。とびらです。
息子が高校の部活でテニスをしています。インターハイの予選が始まる一番重要なこの時期に、腰を痛めてしまいました。高校に入って一年間、インハイのために頑張ってきただけに「なんで今なの?なんで俺なの?」と思わずにはいられない様子。
人生には予期せぬ事がおこります。もしかしたら何かを得るために天が与えているでは?
アクシデントは受け止め方しだい
腰のケガは腰椎分離症という腰椎の疲労骨折です。「最低3か月間運動を休まなければ腰椎が離れて、大人になってから腰痛に苦しむことになってしまう」と整形外科の医師から言われました。
昔から腰痛があり、痛む時は1~2週間休み、ハリや整体で調子を整えて練習を再開していました。でも今回は歩くこともできなくなるほど痛みが強くなってしまいました。
常識とサイン
部活の顧問の先生は、「長期休養するとせっかく積み上げた練習が無駄になるし、試合経験を積めるチャンスを逃すなんてもったいない。医者はみんな休めと言うけど、休まないでやってる選手も多い。」と痛みが引いたら練習に復帰するようすすめます。
顧問の先生の言う事は、息子や私を恐れさせました。「今頑張らなきゃ、インハイ後にもう勝てないのかな」と。でも普通に考えれば、歩けないほどの痛みなんて「休みなさい」という体のサインです。顧問の先生に従うか、体のサインに従うか…。
先生の言うテニス界の常識には違和感がありました。一生腰痛に苦しむリスクがあるのに続けるなんてどう考えてもヘン。一方、体のサインを聞いて休養することにもリスクがあります。他の選手に追い抜かれ、先生の評価が下がること。
捨てる勇気
腰痛にも苦しみたくないし、他の選手に抜かれたくない。今回のように両方を手に入れることができない時、どちらかを捨てるのはとても勇気がいります。でも捨てるからこそ入ってくるものがあります。
何か新しい考えやアイデアは、スペースが空いていないと入ってこれないのです。捨てるから変化できるのです。
流れに逆らわない

人は積み上げたものに固執しがちです。費やした時間、労力やお金が多ければ多いほど、それを取り返したい、見返りが欲しいと思うもの。
また変化も嫌う傾向があります。変わった先にあるものが、自分にとっていいか悪いかわからないから怖いし、今まで通り続けていれば手に入るものが、手に入らなくなるのも嫌。
でもケガをしたり、病気になったりと予期せぬアクシデントに見舞われた時は、大きな力が働いて流れを作っています。それは嫌な出来事のように思えても、最終的にはその人を必ずいい方向に向かわせるための流れです。
「人生万事塞翁が馬」ってやつです。流れに逆らってあがくよりも、流れを受け入れ、全てがうまくいくと信じて天に任せるのが得策です。自分に変えられないことを思いわずらう事ほど不毛なことはありません。
生かすか殺すかは自分次第
アクシデントそれ自体は、ただの出来事でしかありません。受け止め方次第で良くも悪くも感じます。良い面を見れば良い流れを引き寄せるし、マイナス面を見ればマイナスの流れが引き寄せられます。
痛みを我慢しながらだましだましテニスを続けることは、せっかく神様がくれた休養を受け取らないという気がしました。部活と勉強でものすごく忙しくしていたので、休んで余裕ができるのはいいこと。
自分を外から見つめるいい機会になるような気がします。テニスだけに縛られていた価値観が変わって他にやりたいことが出てくるかもしれないし、テニスをやりたくてたまらなくなるかもしれない。
どうなるかはわかりませんが、本人にとって一番いい道が、その先にあるに違いありません。
まとめ
二者択一で迷う時、
・世間の常識ではなく自分の直感を信じ
・捨てる勇気を持ち
・流れに逆らわない
曲がり角の先にはきっといいものが待っています。

こんにちは。とびらです。
マクロビオティックの料理教室で講師をしています。今期担当するのは「おもてなし料理」。この「おもてなし」の考え方がブログのアクセスアップにも役立ちます。
満足して帰ってもらうために
マクロビオテイックというと聞きなれない人も多いですよね。簡単に言うと、自然の法則に沿った食事法で幸せに生きるいう考え方です。
具体的には日本古来の伝統的な食品、食材を自然に調和する方法で調理し、個人の体質、体調に合わせて食べます。自然に沿った食べ方をすると、本来の自分になれて、自由に好きなことをして生きることができるという考え方です。
そんなマクロビオテイックの「おもてなし料理」は見た目の美しさや味以上に、もてなす相手が満足してくれることを考えて作ります。
相手を知る
まずは、もてなす相手を知ること。好みの味付け、食材、背の高い人なのか、太っているのか、体調はどうなのか、子供なのか、大人なのか、老人なのか…。
さらに想像力を働かせて、その人がどうなりたいと思っているのか探ります。陽気になりたいのか、気分を落ち着かせたいのか、痩せたいのか、胆力をつけたいのか…。
好み、体質、体調、なりたい状態は100人いれば100通りです。おもてなし料理は、その中のたった一人の人が、おいしく感じ、食後に体調が良くなったり、なりたい状態になれるように作ります。
自然を知る
生徒さんは、おもてなし料理コースの前にマクロビオテイックの基礎を学んでいます。そこで、食材が持つ性質、季節ごとの特徴、自然の法則を勉強しています。

例えば根菜類は体を温める作用があります。でも同じ根菜でも、大根は広がる陰性の性質があるのに比べ、ごぼうは締まる陽性の性質を持っていたりします。緑の葉物野菜はもっと陰性が強く体を冷やす作用があるとか、それぞれ性質が違います。
春は芽吹きの季節だから、人間の体も溜まったものが出やすく、吹き出物や鼻炎などになりやすい。それを癒すものを自然はちょうどその時期に提供してくれます。季節のものを食べるのにはわけがあるのです。
こんな風に、様々な特徴と性質を組み合わせて、自分の体質や体調に合った料理を作る勉強をしています。おもてなし料理コースは、その知識を駆使してもてなす相手を満足させる実践編です。
自分を大事にしない人は人をもてなすことができない
ところが知識があって、相手の情報が揃っても、「みてみて料理」を作ってしまう人が多いのです。「こんな料理が作れるの、スゴイでしょ」「これで体調良くなるんだよ、知らなかったでしょ」みたいに。
悪気があるわけじゃなく、むしろとても熱心で相手を思いやっているつもりなんです。でも、もてなされた方は「ああ、スゴイね…、勉強熱心だね。」と、何か違和感があり、心があたたかくならないんですね。
どうしてこうなるのでしょう?
それは「みてみて料理」を作る人というのは、自分に冷たくしたり、自分を責めたりして、自分を大事に扱っていないからなのです。そんな人は自分には魅力がなくて、努力がたりなくて、愛される資格がないと思っている人が多いんです。
自分で自分を大事にしていないと、大事にしてくれる誰かを探すことが最優先になってしまいます。もてなす相手のことを、実は自分を満足させてくれるかどうかという目で見てしまうんです。
そうすると、相手に満足してもらう事より、「私の作った料理をほめてほしい」「私の知識を認めてほしい」が優先してしまうのです。
本当の「おもてなし」は、自分を十分にもてなしていないとできません。自分が満たされて幸せじゃないと、本当には相手のことを思いやることができないのです。
こちらの記事で自分のもてなし方を書いています。→メタ認知で心を動かす文章を書く
まとめ
ブログでも「おもてなし」の心が大事です。相手を知り、自分にできることを知り、それを組み合わせて満足してもらえる記事を書く。満足して帰ってくれたら、次もまた訪問したいと思ってくれます。それがアクセスアップにつながります。

こんにちは。とびらです。
エンジェルスの大谷の勢いが止まりません。打者として3連続本塁打、投手として7回1安打無失点12三振の内容で2勝目を挙げています。大谷選手はゾーンに入っているとも言われていますが、なぜこんなに輝いているのでしょうか?
やりたいことを決して妥協しない
才能のある野球選手は、投げるのも打つのもどちらもできる人が多いといいます。実際、少年野球や中学野球などでは、エースで4番の選手が少なくありません。
でもプロになると、打者、走者、投手それぞれの働きを期待され、トレーニングを積みます。それだけ先鋭化しないとレベルの高いプロの世界で勝つことができないというのが常識です。
大谷選手がプロで二刀流を宣言した時、様々な助言や批判がありましたよね。常識破りだったからです。でも彼はどんなに批判されても、自分のやりたいことを決して妥協しませんでした。
メジャーに行く時も、彼は自分がのびのびと二刀流で戦えることを最優先にしていました。大谷選手の目的はメジャーに行くことでもなければ、野球選手として歴史を作ることでもない、大好きな野球を自分の好きなやり方で楽しむこと。
これこそが、彼をゾーンに入らせているのです。
なぜ好きなことをやっているとゾーンに入れるのか

やりたいことを何一つあきらめずにできたら、心は喜びで満たされます。そんな時人は周りのすべてに感謝の気持ちが湧いてきます。そして幸せと感謝の周波数に乗っている時、宇宙のエネルギーがどんどん流れ込んできます。
その人が必要なだけエネルギーが流れ込むので、大谷選手の場合、望みが大きいので入ってくるエネルギーの量が多いのです。これは誰にでも同じように受け取ることができます。大小にかかわらず、好きなことをやって楽しむだけで。
絶えず流れてくる疑いの声に耳を傾けない
宇宙のエネルギーは永遠になくならないし、絶対に失敗もしない。いつでもなみなみと与え続けてくれます。誰でも簡単に受け取ることができます。でもたった一つだけやってはいけないことがあります。
それは、自分の中や、周囲から鳴り響いてくる疑いの声を信じてしまうことです。これを信じてしまうと、とたんに楽しさがなくなります。ワクワクが消えつまらなくなります。この時にエネルギーは入ってこなくなります。
でもこうした声は、一見否定的なもののように感じますが、夢を実現するためには必要なもの。耳を貸さず自分の声を聞けるように鍛え、意志を準備させているのです。大谷選手は、常識や批判や助言にあれほどさらされたからこそ、今があるのです。
まとめ
パウロ・コエーリョの世界的ベストセラー「アルケミスト」にこんな一節があります。
この地上には一つの偉大な真実がある。お前が誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたものなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。
だからおまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ。
大谷選手が今、私たちに見せてくれているのがコレかもしれませんね。
「アルケミスト」名作です。

こんにちは。とびらです。
「欲しいものを手に入れるには努力しなければならない」というのが世の中の常識です。本当でしょうか?欲しいもの・・・例えば優しくて全てを受け入れてくれる妻や夫は努力すれば手に入るのでしょうか?地位や名声、信頼、愛情などはどうでしょう?
その努力は楽しいか?
「楽しいことをやっていたら、知らないうちに手に入っていた。だから努力した覚えはない。」
人生を楽しむ成功者はみんなこう言います。
努力しなければ手に入らないと思うのはなぜでしょうか。
努力しなくてはいけないという刷り込み
私たちは、日常生活のあらゆる場面で「あなたは足りない」と刷り込まれています。注意力が足りない、学力が足りない、思いやりが足りない…。だから努力して補わなければならないと。
「問題が多いあなたの人生では、意志の力を頼りに決められたレールの上を歩かないと悲惨なことになるぞ」と親、教師、上司から日々諭される毎日です。
そのため私たちは、努力しなければ(今の自分に足りないものを補わない限りは)欲しいものは手に入らないと思うようになったのです。
あなたはもうすべて持っている
実は私たちの欲しいものは、全部私たちの中にあります。もうすでに持っているという事に気付くだけで、全てが目の前に現れるのです。
例えば優しくて思いやりがあって、全てを受け入れてくれるパートナーは、あなたが自分の中に優しさ、思いやり、受容性があると気付いて認めれば、自然に現れるのです。
「そんなもの持ってないし、そんな夢みたいな話あるわけないし」そう思うのは当然です。でも、簡単に幸せになりたいなら、自分が持っているものを探してみるのをお勧めします。
「ごはんを美味しく食べる味覚を持っている」「音楽を楽しむ聴覚を持っている」「美味しい匂いを嗅げる嗅覚を持っている」「満開の桜が散っていくのを見る視覚を持っている」「住む家を持っている」「PCやスマホを持っている」こんな当たり前のものでOKです。
最初はなかなか出てこないかもしれませんが、毎日1つでも探しているうちに見つけやすくなります。私は続けて3か月ほどで、欲しかったものを手に入れることができました。「私は何でもできる」という自信です。
欲しいものが現実になる
持っているものに感謝するようになると、物事がなんでもうまく回り始めます。
昨日は突然の雨で、濡れたくないと思っていたら車に乗せてくれる人が現れました。今日は、いつも食卓やこたつでブログを書いているのでいつか「パソコンデスクが欲しいな」と思っていたのですが、娘のお古のデスクを夫がセッティングしてくれて実現しました。

持っているものに感謝すると、何だか心が温かくなって幸せになるのです。幸せになると、不思議と周囲に感染して周りの人が助けようと思ってくれるようなんです。だから自分で買ったり、どうにかしようとしていないのに現実になるのです。
まとめ
「欲しいものを手に入れるには努力しなければならない」こう思っていると息苦しいですよね。努力は素敵なことだと思います。でもMUSTになると楽しくない。楽しくなければ幸せじゃない。
楽しむことは周囲も楽しませ、あなたを助けずにはいられなくさせます。楽しむことは楽に欲しいものを手に入れる最短の道なのです。

こんにちは。とびらです。
朝起きて、気分が乗らない、記事を書く気がしないということがありませんか?そんな時は自分からちょっと離れて観察してみましょう。
やる気が出ないのは、自分からのサイン
朝起きた時にやる気がおきない、憂鬱な気分になる時は、何か自分が嫌だなと思っていることをしている時。自分からのサインです。
原因を探る
このサインが出た時は自分の深いところを探るいいチャンス。間違ってもやる気のでない自分を責めてはいけません。
私はブログを始めて、「こんな記事を書かなきゃ」「この分野の他の記事を調べて、それよりいい記事を書かなきゃ」と自分に強制している時期がありました。でも自分では好きでやってるつもりなので、ずっとそれが嫌だとは気付けませんでした。
全然楽しくなく、やる気も出ず、朝起きると憂鬱で、でもとにかくやらなきゃと必死な気持ちでしたが、ちっとも書けませんでした。そんな自分を責めてしまい気分は最悪。
どうしても書けないので、開き直って書きたいことを書きはじめました。すると「こうでなくちゃ」なんてないんだとわかってきたのです。今思うと「楽しくない」「やる気がでない」「憂鬱」というのは自分の記事が書けてないサインだったのです。
誰かの真似や誰かに喜ばれそうな記事だったりで、自分の体験や考えをないがしろにしていました。自分の考えや体験は価値がないものと思っていて、書けば書くほど自分がみじめになっていたのです。
私の場合は、自己重要感を高めないと書きたい記事を書けなかったみたいです。
楽しい気分になれる記事を書く

サインが現れたら何でもいいから書けるものを書いてみます。ブログのテーマから外れてしまったら、「雑記」カテゴリーに突っ込んでしまえばいいんです。
自分が書いていて楽しい記事を書き始めると不思議なことが起こります。何が嫌だったのか、何を書きたいのかがわかってきて、書きたいものが次々に湧き上がってくるのです。ワクワクして、自分が何でもできると思っていた子供のころに戻ったような気分になります。
誰かに読まれなきゃ意味がないと思っていたのが、誰か読んでくれたらうれしいけど、誰も読んでくれなくても自分が楽しいからいいやと思うようになり、すごく楽になれます。
嫌なことをやらない
人は嫌なことをやっていると、不機嫌になってしまいます。機嫌が悪い状態の人は、脳が正しく情報を処理できないと言われています。機嫌のいい人は機嫌が悪い人に比べ、探し物が見つかる確率がナント50%高くなるそうです。
ということは、嫌なことをやっているとやる気が起きないだけじゃなく、パフォーマンスも半減しているということ。嫌なことは、あなたから色んなものを奪ってしまいます。
嫌なことをやめると色んな事が見えてきます。
そうは言っても嫌なことをなかなかやめられない時は、やめなくてもいいから「私はこれが嫌なんだな」と自覚する。そしてやりたいことに意識を向けてみましょう。すると歯車が回り始めます。
まとめ
嫌な気分っていうのはありがたい存在です。自分が自分らしく生きる道を踏み外すと現れるから。人生のガイドのようなものです。嫌な気分も、楽しい気分も、見逃さないでください。大切に扱ってください。
どれもすべてあなたの、あなたしか持っていない部分です。それが誰かの琴線に届くのです。
こんにちは。とびらです。
高校生の息子がテニスをやっています。昨日は試合の観戦に行ってきました。息子が2回戦で対戦したのが、全国一位の高校の2番手。
その選手たちを見ていて、心の強さについて考えました。アフィリエイトに限らず、成功したいと思っているすべての人に必要ですよね。心の強さって何でしょう?
心の強さはどうしたら得られるのか
対戦相手の東北高校は、ソフトテニスで有名な強豪校。聞くところによると5人も日本代表選手がいるらしい。同じ大会に出られるだけで夢のようなスゴイ学校なのです。
勝つ可能性はモチロン無いので、少しでも多くのポイントをとれるといいなと思いながら応援していました。結果はなんと2ポイント。敵はノーミスでした。
あの落ち着きようは何というか、武士みたいでした( ´∀` )

学習して得る
厳しいラリーになって態勢が崩されたり、不意をついたショットが厳しいところに打ち込まれると、息子たちは焦ってアタフタしていますが、彼らは涼しい顔で焦ることもありません。
彼らの心の強さはどこから生まれるのか?まずはもちろん圧倒的な技術力によるもの。今まで学んで、練習してきたことによる情報量の差です。何度も失敗して、そこから学んで復活した経験がずっと多い。
逆に言えば、この分野の強さは「学習すれば手に入れることができる」と言えます。「あいつは心が折れない」っていう選手がいるけど、それは復活の経験をより多く積んでいるということです。
「失敗から学ぶ」「復活する経験を積む」これはビジネスでも、人間関係でも、成長のために欠かせないものです。
自分を信じることで得る
準決勝あたりになるとだいぶ力が拮抗してきます。そうなると劣勢になる場面も当然出てくるわけですが、ここでも武士ぶりを発揮。常にものすごく冷静です。
自分が勝てないわけがないという揺るぎない自信のようなものを感じました。「絶対勝つんだから、勝つために何をすればいいのか」を冷静に考えているというか。
劣勢になった時、自信がないと負けることが頭をかすめてネガティブな感情が湧いてきます。するととたんに焦りが出て、いいアイデアも出てこなくなってしまいます。
でも彼らは勝つことしか頭にないので、劣勢になっても逆にチャンスととらえたり、今は流れが変わるのを待つ時と考えたりします。「勝つ」ことにアンテナが立っているので、勝つための情報だけをキャッチしています。そのため視野が広がり、戦略が湧いてくるのでしょう。
自信とは自分を信じること。
学習で得たものや経験は、それ以上の敵にあった時には役に立ちません。知識や経験を元にオリジナルな戦略を思いつくには、自分にはできると信じる力が必要です。
彼らはそれがあるから全国一位なんですよね。
今に集中して得る
彼らは、強いショットを打ち込まれ、連続ポイントを取られても、悔しい様子を見せません。ミスで失点しても同じです。失敗したことに意識が向いていないのです。
過ぎてしまったことは考えてもどうにもならないことがわかっているので、悔やまないし、切り替えが早い。
「ミスしてしまった」過去を考えるのでなく、「負けるかもしれない」「勝てるかもしれない」未来を考えるのではなく、今に意識を向けています。今できることに全力で挑戦しています。
難しいことに挑戦できる人は恐れがありません。自分への信頼があって、きっとできると思っています。失敗したとしても復活できる自信があるから、例えできなくてもいいのです。だから怖くありません。
恐れと楽しさは一緒には味わえないものです。だから彼らは、今このショットを楽しんで挑戦しているのだと思います。今を楽しむことの積み重ねで、心は強くなっていきます。
まとめ
日本人の感覚だと学習するのは割とやさしくできます。でも何の根拠もなく「自分を信じ」たり、「今を生きる」ことは理屈じゃないので難しい。
でもサイテーの自分にOKを出して、心の筋トレをすることで少しづつですが、確実に心を強くすることができます。
高校生とはいえ、トップの選手のプレイは人生の示唆に満ちていました。

こんにちは。とびらです。
卒業、入学のシーズンです。うちは10代後半の娘と息子がいるので、入試、卒業、入学が繰り返される何年かを過ごしています。
入試って学力の比較なので、自分の子と人の子の違いがいやでも目に入ってきちゃいますよね。うちの子達は学校の順位によるとほぼ真ん中。「真ん中でよかったー」と思いたいのに、「ちっ真ん中かよ」と思う自分にずっとモヤモヤしていました。
特に他の子を「うらやましいな」と思う時モヤモヤが大量に放出。何でなんだろう?モヤモヤしない方法はないの?と研究を重ねました。
その結果、今はうらやましいのは変わりませんがモヤモヤしなくなりました。その理由とは?
好きなだけうらやましがろう
「うらやましい」はどこからくる?
モヤモヤを取り除くには、まずその原因を知らねば!ということで、「うらやましい」はどういうものか考えてみました。
ウイクショナリー国語版では「うらやましい」をこんな風に定義しています。
他人の様子を見て、自分もそうなりたいと思う気持ち
この気持ちが強くなると憎しみが加わり、「嫉む」に発展するそうな。
「うらやましい」自体にはポジティブ、ネガティブな意味はないということです。でもモヤモヤするってことは、嫉みも入っているということなんでしょうね。
「嫉む」というのは国語辞典によるとこんな感じです。
自分より幸せだったり優れてる人、つまり相手が自分より上の立場にあることの不満から生じる憎しみを言い表した言葉である。
ネガティブ感が出てきましたね。
では「羨み」や「嫉み」はどこから生まれるのでしょうか?それはご存知の通り「比較」です。
ちまたには比較することから生まれるから、比較するのをやめましょうというありがたい教えもありますが、凡人には非現実的です。
チャンス到来
凡人の私にもできるモヤモヤを取り除く方法はないだろうか。その時思い出しました。モヤモヤがチャンスだったんだっけ。こちらに詳しく書いています。→かわいい猫をいじめたくなってしまう時にやればいい2つのこと
モヤモヤは今まで受け入れてなかった自分の嫌な部分、ダメだと感じている部分を好きになるためにやってくるのです。
それがわかれば「うらやましい」と思う自分にどうやったらOKを出せるのか考えればいいですね。
人間だから当たり前
人の幸せを喜べないなんてサイテーだ。人の幸せを喜べる「いい人間」じゃなければ幸せになれないと思っていませんか?それ、やめちゃいましょう。人の幸せを喜ぶなんて凡人には無理ですよ。
それに「いい人間」じゃなくてもいいじゃないですか。
とことん「うらやまし」がってみる
「うらやましがっちゃだめだ」と思えば思うほど、「うらやまし」がるのをやめられなくなっちゃいます。だからとことん「うらやまし」がってみてください。
感情は出し尽くすとスッキリします。思いっきりやってもいいよと言われることで、心が満足してくれるのかなあ。とことん「うらやまし」がると、その後はどっちでもよくなっちゃうんです。
こちらに関連記事があります。よかったらどうぞ。→みんなどうしてそんなにがんばってるの?潜在意識を使えば楽に生きられるのに。
うらやむ自分を責めない
メカニズムがわかっても、なかなか「うらやましい」をやめられない人もいると思います。私もずっと長い間モヤモヤしていました。
そんな時、口に出すといい言葉があります。「素敵な自分じゃないけど、ま、いいか」です。「自分なんてダメだ」と感じている時も「ま、いいか」。「なんでうまくできないんだ」っていう時も「ま、いいか」。
どんな時も使える魔法の言葉です。人間関係に疲れた時も効果がありますよ。
まとめ
「うらやましい」は誰にでも湧き上がってくる自然な感情の一つ。浅ましい考えだと自分を責めず、「うらやましい」自分を受け入れちゃいましょう。人間だからそんなもんさ。
そうすると気持ちがすごく楽になり、いつの間にか、「うらやましい」が爽やかになります。どろどろと考え続けることがなくなります。
最終的に「うらやましい」と思ってる自分が何だかかわいいなと思えたらミッション成功です!

こんにちは。とびらです。
ブログを書いていて、論理的な文章が書けないと悩むことがありませんか?例えば読者に何か伝えたいことがある時、明確な理由がないとあなたの考えに納得してもらえません。つまり、ロジカルであることが要求されるのですね。
そんな方におすすめの記事です。
英語の5行エッセイの書きかたが文を作るのに超絶便利
英語が好きでぼちぼち勉強を続けています。英語を話すにはシンプルに言いたいことを整理するのが大事です。私は「5行エッセイ」という英語勉強法をやっているのですが、それがブログを書く時にもんのすごく役に立っているので、紹介しますね。
5行エッセイとは
英語のエッセイとは、相手に伝えることを前提に、自分の考えを整理して文章にしたものです。
5行エッセイとは、考えの基本的な部分をたった5行で表すというものです。例えば、「おにぎりが好きだ」という事を言いたい場合、こんな風に表すことができます。
- 私はおにぎりが好きだ
- お米の味を楽しめる
- 具材を好きなように選べる
- どこでも好きな所で食べられる
- だから私はおにぎりが好きだ
日本語ほどうまく使いこなせない英語でも、簡単に言いたいことを伝えられるような構成になっています。コツは3つのルールに沿って書くことです。
先に結論を書く
まず何を言いたいのかを書きます。一番最初に書くことでわかりやすくなるし、結論も導きやすくなります。
次に理由を2~3つあげる
結論に対する根拠です。これを2つか3つあげると信頼できるエッセイになります。
最後にもう一度結論を書く
結論をくりかえすことで、言いたいことがクリアになり伝わる文章になります。
5行エッセイで文を作ると論理的になる3つの理由

構成自体が論理的
論理的な文章とは、「筋道をたててわかりやすく」「結論に対する根拠が示されている」ことを言います。上の3つのルールに沿って文を作ると、構成がシンプルなのでわかりやすいし、結論に対する根拠ありきなのでいやでも論理的になります。
言いたいことの本質をつかめる
記事のテーマを決めてこのルールにあてはめると、言いたいことを一つ、理由を3つにする過程で、余分な考えがそぎ落とされシンプルになります。自分の考えを要約するうちに本質をつかめるのです。
簡潔な表現
言いたいことがクリアになったら、具体例、エピソード、証拠などを提示して補足するだけです。「言いたいことをいかにわかりやすく伝えるか」が最優先になるので、難しい表現や言い回しを避けるようになります。
まとめ
5行エッセイは、自由に操れない英語で自分の意見を表現するためのものですが、考えてみれば、日本語もさほど自由に操れないことに気付いて活用してみました。
その結果、5行エッセイは日本語の文章を書く時にも最強のツールだとわかりました。
普段から5行エッセイで自分の意見を整理しておくのも、明確で論理的な文章を書く練習になります。英語を勉強している人はもちろん、文章力を磨きたい人はぜひ取り入れてみてください。

こんにちは。とびらです。
ブログアフィリエイトの世界は、好きな事で稼げるほど甘くないとよく言われます。稼げるジャンルを選ばなきゃと。でも、好きでもないジャンルの記事を書くために、好きでもないことを調べ続けるのって楽しいですか?
何のためにやっているのか?
ブログアフィリエイトという仕事は、雇われずに自分のペースで、物理的にも精神的にも自由に働けるのが魅力です。自由さに惹かれて始めたという人は、自分の生き方に疑問を持っている人が多いのでは?
日本の学校では組織の一員として立派に働けるような教育をします。ですから卒業したら会社などに就職して、何かの理由で辞めたとしてもまたどこかに勤めに行く人がほとんどです。
アフィリエイトをしている人は、多かれ少なかれ、これ以外の生き方はないかと探しているんだと思います。会社では「自分のやりたいことができない」、「いやな事も我慢しなきゃならない」、「待遇が悪い」から。そこから抜け出そうと、アフィリエイトを始めたのでは?
でも勇んで始めたアフィリエイトで、稼ぐために好きじゃない事をするとしたら、会社にいる時と同じじゃない?いったい何のためにやっているの?
楽しくないと稼げない

アフィリエイトのジャンルを選ぶ時に、好きなジャンルじゃなくて稼げるジャンルを選ぶのが大事だといいます。でも、
「何を書いたらいいかわからない」
「ネタを探せば探すほど迷ってしまう」
「書けない自分が辛い」
と思っているなら違うことをしているサインです。記事を3か月も書き続けてまだ違和感があるなら方向を見直す必要があります。なぜなら、やっててワクワクしなければ楽しくないだけじゃなく、稼げないからです。
なぜ稼げないかというと、楽しくないと創造的になれないから。あなたのブログにあなたならではのアイデアやサービス、文章がないと、読者さんはあなたから買いたいと思えないのです。
でも「好きなジャンルじゃなかったけど、稼げるジャンルで成功した」と言っているアフィリエイターさんもいます。あの方たちは好きじゃなかったかもしれないけど楽しめているのです。
「お金を生みだすビジネス自体が楽しい」
「好きじゃないジャンルでも、記事を書くことを楽しめる」
「始めてみたら好きになってきた」
と、ワクワクしながらやっているので、記事もどんどん書けて、結果として稼げるようになったのです。
ワクワクすることをネタにする

ネタ探しをしていてもワクワクしないなら、ワクワクすることをネタにしてみましょう。読んでワクワクした本のレビューでもいいし、映画のレビューでもいい。それが稼げるジャンルじゃなくても、全然アフィリエイトにならない記事でもいいのです。
ワクワクする気持ちは、創造性の源である無意識につながるためのガイドのようなものです。ワクワクに向かって進めば新しいアイデアや書きたいことがどんどん湧き上がってきます。それらはあなたを、進むべき方向に導いてくれます。
「ワクワクする記事書いても、お金にはならないでしょ」こんな声が聞こえます。
じゃあ全然楽しくない気持ちで、何かをアフィリエイトする記事を書いたらお金になるのでしょうか?自分が書いていて楽しくない記事を、誰かが楽しんでくれるのでしょうか?
人はワクワクして何かをしていると、豊かさの源泉にたどり着きます。だから難しく考えずにただワクワクするものを書いていけばいいのです。せっかくこの世に生まれてきたんだから楽しまなくちゃ。
ネットの可能性
ネットは、創造性に溢れたユーチューバーやシンガー、インスタグラマー、ブロガーなどを日々生み出しています。彼らの共通点は、やりたくてたまらないことを楽しんでやっていること。
ネットは、以前では想像もできなかったほど私たちの可能性を広げてくれました。資本金も伝手もコネもない普通の人が、超簡単に世界中に発信できるようになったんですから。それを知っているからブログを始めたのではないですか?
まとめ
あなたがブログアフィリエイトで稼ぎたいと思っているなら、逆説的ですが、まずその気持ちを捨ててください。そして、稼げなくてもあなたがワクワクできるものを書いてください。あなたの中に眠っている創造性は、ワクワクによって呼び覚まされるのを待っています。

こんにちは。
最近注目を集めているマインドフルネスって、メタ認知と深い関係があるらしいです。メタ認知を強化してくれるとか。
いいねー、それも勉強しておきましょう!
メタ認知についてはこの記事に詳しく書いています→メタ認知で心を動かす文章を書く
マインドフルネスは心の筋トレ
マインドフルネスとは、「今起こっていることや、思っていること、感覚を、判断せずによく注意して見る」という状態もしくは瞑想法のことをいいます。
ほとんどメタ認知に被りまくりです(;´∀`)。ちょっと違うのは、マインドフルネスは心の筋トレとして現代人が使っていること。企業が社内研修に使ったりしているんです。なので、ここではメタ認知を強化するためのメソッドとしてのマインドフルネスを取り上げます。
呼吸のワーク
代表的なトレーニングで、いわゆる「瞑想」「座禅」です。
まず、座るか、横になるかします。背筋が伸びていれば、座禅じゃなくても楽な姿勢でOK。次に意識を呼吸に集中させます。空気が鼻の中に入ってきて、鼻の中を通り、肺に入ってお腹が膨らんでへこみ、鼻の穴を通って出ていくのをそのまま感じます。
雑念が湧いてきたら、「いま注意がそれたなあ」と見つめて、意識を呼吸に戻します。
葉っぱのワーク

頭の中に川を思い浮かべます。そこに葉っぱが流れています。その葉っぱに今考えていることをのせて流すとイメージします。その時に、いいとか悪いとかの判断をしないことがポイントです。
このワークはいつでもどこでも、隙間時間にできます。
意識を観察する
呼吸と葉っぱのワークで意識に注意を向けることに慣れてきたら、次は意識を観察してみます。呼吸や葉っぱのワークを始めたら、色んな考えが湧いてくるのを観察します。「同僚にあんな風に思われてたんだ」って思っているな、と客観的に見ます。
湧き上がってくる考えは、心が発している愚痴やつぶやきです。実は心はいつも愚痴ったりつぶやいたりしています。私たちは普段はそれを自分の考えととらえています。このワークは、その考えを普段のように主観的にとらえるのではなく、客観的にとらえるためのものです。
体を休め、意識をそこにだけ集中させて、自分とそれを見ているもう一人の自分を意識化させる。この状態が実はメタ認知です。それができるようになると、普段生活していても不安や怒りを客観視できるようになり、イラっとすることにも平静に対応できるようになります。結果として人に優しくなれます。
マインドフルネスでメタ認知を強化するとできるようになる3つのこと
ユニークな使い道を創造する
物事の分類方法やレッテルにとらわれず、本来とは違う使い道を編み出せるようになります。例えばまな板は食材を切るものですが、重石や棚板にしたり、肩たたきに使ったり、色んな利用法を思いつけるようになります。
柔軟な考え方ができる
物事をさまざまな視点からとらえるようになって視野が広がります。それによって、新しい情報を取り入れて考えを変えることができるようになります。
例えば、どんなに言っても脱ぎ散らかした服を片付けない夫がいます。妻はそのことでいつも夫とケンカ。そんな時メタ認知で視点が変わって、夫目線で見たら?夫が仕事で疲れていることに気付き、怒らないでやさしく接するようになり関係が変わってきますよね。
結果よりも過程を重視する
今目の前にあることに集中するので、結果が気にならなくなります。例えば、勝つためにテニスをするのではなく、テニスそのものを楽しむことです。
まとめ
マインドフルネスは心の筋トレ。呼吸や葉っぱのワークで自分の感情を意識し、それを観察するというメソッドです。それがメタ認知を強化し、創造性、柔軟な考え、本質を見抜く力が自然に湧いてくるようになります。