悩み事や体の不調はアップデートのチャンス!

目安時間:約 5分

「母が、大晦日あなたのところで集まりたいって言うんだよね。」同年代の友人が悩んでいた。私たちの親の世代は70代~80代。

友人いわく、「親がもう色々できないのは知ってるけど、自分の家に両親、兄の家族を呼んでおもてなしをするのは大変。」

家族みんなで大晦日を過ごしたいという親の気持ちを考えるとやってあげたいけど、大変だからやりたくない…その葛藤で悩む彼女を、私はとてもやさしいと思った。


今まで自分が甘えていたのが今度は面倒を見る側にと、考えも行動も変える時が来ているんだよね。私なんて三女なのをいいことに、いつも姉に任せっきりだから、真剣に向き合う彼女がまぶしかった。


こんな風に、悩み事って、それまでの自分の考えが今の自分に合わなくなり、自分をアップデートしなければならない時に現れる。

自然界も全く同じ。

冬になり寒くなってきたのに、ナスやきゅうりなど体を冷やす夏の野菜を食べ続けていると不調になってしまう。そこにぴったりのタイミングで現れる陽性な食べ物が、旬を迎えておいしくなる根菜類。これがあなたの体を温め健康にアップデートしてくれる。


なかでも大根は分解酵素が豊富なため、解熱や解毒作用が高い野菜。

冬は風邪をひきやすくなるけど、大根は熱を下げ、発汗を促してくれる。冬は体を温めるために超陽性な肉や魚を食べる事が多くなるけど、大根は臭みを消し、消化を促し、毒を消す働きをしてくれる。

そんな、冬に大活躍の大根が主役のおもてなしレシピ

大根ステーキ ポタージュ仕立て
はいかが?動画でも配信中!⇓⇓⇓⇓

材料(3人分)
大根  2cmの輪切り 3枚
大根  ぶつ切り    300g
豆乳          100㏄
パン         50~60g
ローリエ        1枚
昆布だし汁       250CC
塩          小さじ1/2
醤油         大さじ1/2
胡椒 油 適宜 

作り方
① ステーキ用の大根は2㎝の輪切りにして両面隠し包丁を入れる。
② だし汁にローリエを入れて大根を煮て、柔らかくなったら塩、胡椒、醤油で味付けする。
③ ステーキ用の大根とローリエを除き、パン、豆乳を加えてミキサーにかける。
④ 大根の水気を切り、油でこんがりするまで焼く。
⑤ ④を器に盛り、スープを注ぐ

クリスマスやお正月のおもてなしにもピッタリな大根ステーキ。


煮物やサラダのわき役になりがちな大根だけど、ステーキにすれば存在感をアピールしつつ、優しくてヘルシーな味わいで、ごちそうに疲れた体も癒してくれる!

大根ポタージュとの組み合わせは最強!

試してみてね!


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マクロビオテイックは単なる食事法じゃない(^^♪料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう♪
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
12月は第三水曜12/18(水)に開催します。申し込みはコメント欄、Facebookページからどうぞ!

場所   自然食品店富士グリーン2F
     富士宮市北町4-14
会費   3000円(税込)

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本当の「おもてなし」をするために

目安時間:約 5分

こんにちは。とびらです。

 

マクロビオティックの料理教室で講師をしています。今期担当するのは「おもてなし料理」。この「おもてなし」の考え方がブログのアクセスアップにも役立ちます。

 

満足して帰ってもらうために

マクロビオテイックというと聞きなれない人も多いですよね。簡単に言うと、自然の法則に沿った食事法で幸せに生きるいう考え方です。

 

具体的には日本古来の伝統的な食品、食材を自然に調和する方法で調理し、個人の体質、体調に合わせて食べます。自然に沿った食べ方をすると、本来の自分になれて、自由に好きなことをして生きることができるという考え方です。

 

そんなマクロビオテイックの「おもてなし料理」は見た目の美しさや味以上に、もてなす相手が満足してくれることを考えて作ります。

 

相手を知る

まずは、もてなす相手を知ること。好みの味付け、食材、背の高い人なのか、太っているのか、体調はどうなのか、子供なのか、大人なのか、老人なのか…。

 

さらに想像力を働かせて、その人がどうなりたいと思っているのか探ります。陽気になりたいのか、気分を落ち着かせたいのか、痩せたいのか、胆力をつけたいのか…。

 

好み、体質、体調、なりたい状態は100人いれば100通りです。おもてなし料理は、その中のたった一人の人が、おいしく感じ、食後に体調が良くなったり、なりたい状態になれるように作ります。

 

自然を知る

生徒さんは、おもてなし料理コースの前にマクロビオテイックの基礎を学んでいます。そこで、食材が持つ性質、季節ごとの特徴、自然の法則を勉強しています。

 

例えば根菜類は体を温める作用があります。でも同じ根菜でも、大根は広がる陰性の性質があるのに比べ、ごぼうは締まる陽性の性質を持っていたりします。緑の葉物野菜はもっと陰性が強く体を冷やす作用があるとか、それぞれ性質が違います。

 

春は芽吹きの季節だから、人間の体も溜まったものが出やすく、吹き出物や鼻炎などになりやすい。それを癒すものを自然はちょうどその時期に提供してくれます。季節のものを食べるのにはわけがあるのです。

 

こんな風に、様々な特徴と性質を組み合わせて、自分の体質や体調に合った料理を作る勉強をしています。おもてなし料理コースは、その知識を駆使してもてなす相手を満足させる実践編です。

 

自分を大事にしない人は人をもてなすことができない

ところが知識があって、相手の情報が揃っても、「みてみて料理」を作ってしまう人が多いのです。「こんな料理が作れるの、スゴイでしょ」「これで体調良くなるんだよ、知らなかったでしょ」みたいに。

 

悪気があるわけじゃなく、むしろとても熱心で相手を思いやっているつもりなんです。でも、もてなされた方は「ああ、スゴイね…、勉強熱心だね。」と、何か違和感があり、心があたたかくならないんですね。

 

どうしてこうなるのでしょう?

 

それは「みてみて料理」を作る人というのは、自分に冷たくしたり、自分を責めたりして、自分を大事に扱っていないからなのです。そんな人は自分には魅力がなくて、努力がたりなくて、愛される資格がないと思っている人が多いんです。

 

自分で自分を大事にしていないと、大事にしてくれる誰かを探すことが最優先になってしまいます。もてなす相手のことを、実は自分を満足させてくれるかどうかという目で見てしまうんです。

 

そうすると、相手に満足してもらう事より、「私の作った料理をほめてほしい」「私の知識を認めてほしい」が優先してしまうのです。

 

本当の「おもてなし」は、自分を十分にもてなしていないとできません。自分が満たされて幸せじゃないと、本当には相手のことを思いやることができないのです。

 

こちらの記事で自分のもてなし方を書いています。→メタ認知で心を動かす文章を書く

 

まとめ

ブログでも「おもてなし」の心が大事です。相手を知り、自分にできることを知り、それを組み合わせて満足してもらえる記事を書く。満足して帰ってくれたら、次もまた訪問したいと思ってくれます。それがアクセスアップにつながります。

 

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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