「嫌なこと」が「ラッキーなこと」に変わる時

目安時間:約 6分

こんにちは。とびらです。

 

私の住んでいる地区は、祭りの盛んな所です。地区対抗で山車の競り合いをするのでとても賑やか。私も祭りは好きなので、賄いや踊りで毎年参加しています。

 

賄いは女の人が何人か集まってやるのですが、去年はサポートしてくれる総務のリーダーと揉めてしまいました。リーダーは優秀で仕事ができる人だったのですが、自分みたいな有能さを他の人にも求めてしまうタイプ。

 

例えば4~5人で鍋を洗う作業をしていた時。私たちは集まっておしゃべりするのが楽しいので、のんびり時間をかけて洗っていました。彼はそんな非効率的なやり方が気に入りません。

 

また鍋が巨大なので、洗った後に拭ききれず、しずくが残ってしまってたのですが、彼はそれも許せません。自分だったらもっときっちり拭けるから。

 

私を含め、女性陣はそんな彼に反発してしまったわけ。

 

でも今年になって改めて考えると、彼は「有能でなきゃだめだ!無能な自分はだめなやつだ!」ってがんばってる人だったんです。

 

アインシュタインの言葉に「その問題が起きた時と同じレベルでは、問題は解決できない」というのがあります。問題を解決するには一つ上のレベルに行かなければならない、という事なんです。

 

去年は彼のことが嫌でたまらなかった。「文句ばっかり言って」とか「自分何様だと思ってるんだろうね」と仲間たちと延々と悪口を言っていました。それでどんどん溝が深まり、結局関係は修復しないまま彼は役を降りたのです。

 

嫌な気分(問題)だったけど、それが自分に何のヒントをくれているのかわからなかったし、もちろんそれによって自分を成長させることもできなかったなあ。

 

今は、自分の嫌な部分が鏡のように彼に現れてたんだとわかる。嫌な自分を許すために、彼は絶対必要だった!

 

こんな風に、同じ経験なのに全然違う解釈になるのは、レベルが上がって視点が変わったから。

 

レベルを上げるためにする3つのこと

では、どうすれば一つ上のレベルにいけるのでしょうか?

 

人間は自分が満たされていないと、誰かに満たして欲しいと考えてしまう動物です。だから満たされていない人は、誰かに認めてもらいたいと、そのことしか見えなくなってしまいます。視野が狭くなってしまうんですね。

 

だから自分のことを自分で満たしてあげればいいのです。それには自分を労わることです。

 

自分に好きなことをやらせてあげる

残り物のランチではなく、今日食べたいものを自分一人のために用意してあげるとか、自分の楽しみだけのために一週間に半日でもいいから時間を割いてあげるとか。

 

辛い仕事をしているなら辞めちゃうのも自分を尊重すること。私もパワハラを受けていたので仕事を辞めました。嫌いなことから逃げちゃだめだっていう精神論もあるけど、私はどんどん逃げていいと思う。心が安全地帯にないと好きなこと楽しむ余裕なんてないもん。

 

好きなことを楽しむと、心がすごく喜んで、満たされてる感じがしてくるんです。

 

ダメな自分にOKを出す。

失敗した時、嫉妬した時、ケンカした時、いつも自分を責めてたけど、今はもうやめることにしました。

 

「負けず嫌いだし、嫉妬深いし、無能だけどまあいいか」と思うと、やっぱり心が喜んで、満たされるんです。

 

自分を信じる

自分の中には自分も知らない可能性がたくさんあります。人間は脳の2%しか使っていないっていうのは有名な話ですよね。

 

マイク・マクマナスは著書「ソース」の中でこう言っています。

「自分の中に、必要なものはもう全部あって、それを探すだけ」

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何か問題があると答えはいつも自分の外に探していましたが、今はやめました。答えを自分の中に探すと必ず見つかるのです。それに自分で見つけることができると、やっぱり心が喜んで、ほんわかと満たされるのです。

 

まとめ

人生の出来事は、あなたの解釈次第で、嫌なことにもラッキーなことにもどちらにでもなります。

 

  • 好きなことをする
  • ダメな自分にOKを出す
  • 自分を信じる

 

この三つを試してみてください。「嫌だな」と思っていたことが「何てラッキーなことだったんだろう!」と思えるようになりますよ。

 

失敗を認められないあなたがやるべきたった一つのこと

目安時間:約 4分

こんにちは。とびらです。

 

仕事をしていると、失敗することや、苦手でうまくできない事があります。ミスを指摘されて素直に受け取れる人もいれば、ムカついてしまう人もいますよね。真面目な人ほど、素直に受け取れる人になろうと一生懸命になってしまいます。

 

私も一生懸命だったせいでムダにムカついていました(;´∀`)

 

ミスを指摘されて、ムカつく自分が嫌だなと思っている人必読です。

 

「ダメな自分」をどう扱う?

ミスを指摘されて、素直に受け取れる人とムカつく人の違いは?

できないことを認めるか認めないか

素直に受け取れる人は、できないことをできないと認めることができる人です。できないことはあるけれど自分自身には自信があるので、失敗を認めるのがこわくありません。

 

一方で、ムカつく人は、できないことがあることを認められない人です。ミスを指摘されることは自分のすべてを否定されるような気がするので辛いのです。相手にムカつくのはそんな自分を見ないようにするため。

 

こうじゃなきゃだめだと思っているかいないか

素直に受け取れる人は、失敗しちゃだめだと思っていません。失敗しても、むしろ失敗から学ぶことができるので、失敗をチャンスに変えてしまいます。

 

ムカつく人は、こうなりたい、こうありたいという理想があります。そして真面目なので理想通りでなくちゃだめだと思っています。理想から外れて失敗する自分を許せないので、他人も絶対に許さないだろうと思っています。

 

できなくてもいいことにする

素直に受け取れる人がエライわけじゃない

注意されてムカつく人は、本当は素直に受け入れたいと思っています。失敗もしてしまい、指摘を受け入れることもできない自分を責めています。素直に受け入れることができる人はエラくて羨ましいと思っているかもしれません。

 

でも素直に受け止められるかどうかは、仕事の能力とかの違いでは全然なくて、ただ自分がダメでもいいことにしているか、していないかだけの違いなんです。つまり「自分が自分をどう思っているか」が違うだけです。

 

できないサイテーの自分にOKを出す

だから、努力!とか真面目に!とか考えるのはもうやめて、バカでサイテーでもいいと自分で勝手に決めてしまえばいいのです。バカでいればいるほど周りが助けてくれます。できない事はできる人にやってもらって、自分のできることをすればいいんです。

 

自分ができなくても最終的にはうまくいく

「私がやらなくちゃ回らない、私の責任だからいい加減なことはできない」真面目な人ほどこんな風に考えて、がんじがらめになっています。でもあなたができない事を手放せば、できる人が活躍できてかえっていい結果が出ます。

 

残念ながらその場はうまく回らなかったとしても、できない事を認めて気持ちが楽になれば、最終的には必ずいい方向へ向かいます。失敗した自分にダメ出しをしているとダメな方向へ向かいます。

 

まとめ

「ダメな自分だから誰かに助けてもらえばいい」という道を選べば、楽な人生になるし、「ダメな自分を自分一人の頑張りと努力で改善する」という道を選べば、しんどい人生になります。どちらを選ぶかは自分次第。

 

素直に失敗を認められるようになりたいなら、助けてもらえるようバカになることです。

 

 

 

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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