いつも通る道筋に、すごいなって思っているものがあるんです。
ほら、これすごくない?
このトラック、すごい車間で停めてない??
これがずらずらっと並んで停めてあるんです。
この隙間では人が乗り降りはできなさそう。時間差で停めては降り、を繰り返しているのかしら。駐車の苦手な私から見ると神業にしか見えない。
でも多分この駐車をしている人達にとって、これは日常で全然すごいことじゃないんだろうな。だって、毎日この車間で停めているんだもの。
こんな風に、自分にとっては当たり前のことで全然すごくないと思っていても、他人から見るとスゴイってことは結構あるんです。
雲を見ただけで天気がわかるとか
材木を見ただけで何の木かわかるとか
パンを食べただけで、国産の小麦か外国産の小麦かわかるとか
それみんなが当たり前にできると思ったら大間違いだからね!
だからもし、誰かに「スゴイね!」って言われることがあったとしたら、それはお世辞じゃないんです。あなたの中にスゴイ部分がなければそのセリフは出てこないんです。
「いやいや私なんて全然だから」って、慎み深い日本人なら瞬殺で返しがちだけど、それ、「本当のこと」ですから。マジで。
私も慎み深い日本人でしたから、全然受け取ってませんでした。ええ。
でも受け取ろうって勝手に決めて、受け取ることにしちゃいました。自分に自信がついてきますよ!(^^)!
あなたも、恥ずかしいかもしれないけど受け取ってみてね!「私なんて」から「私だから」に変わりますよ。
我が家の玄関に植えてあるマルバノキ。この木はちょっと変わっていて、落葉と同時に花が咲くのです。
紅葉がとてもきれいな木なので、いつもそれに見とれていて、葉が落ちて初めて花があるのに気づきました。10年目にして今日初めて。
こんな風に、人って見ているようで目に入っていないものってたくさんあるんです。
なぜかというと人間の脳は、脳が意識しているものしか目に入ってこない仕組みになっているらしいんです。
ということは、何を意識しているかで目に見えるものは全然変わってくるってことですよね。
もしあなたが好きなもの、楽しいことを意識していれば、それに関係することが目に入ってくるし、もしあなたが腹が立つこと、うんざりすることばかり考えていたら、それに関連することばかり目に入ってくるようになるってこと。
あなたがいつも考えているものは何ですか?
あなたがいつも見ていたいものは何ですか?
いつもあなたを応援しています。
もし今、あなたの目の前にある仕事が好きじゃないことで、憂鬱な気分でやっているなら、今日シェアする私の体験はお役に立てるかもしれません。
用事で遅くに帰宅したある晩のこと。久しぶりの遠出でぐったりしていた私に娘が言いました。「おかえりー、おじいちゃんが電話かけてきたよ。明日できるだけ早く来いって。」
翌日は父の病院に付き添うことになっていました。自分のことしか見えない父の付き添いは、いつも私にとってすごく憂鬱な仕事です。ただでさえ憂鬱なのにそれを聞いたらうんざりです。
「またワガママばかり言って、ジジイいい加減にしろよ。絶対に早く行ってやらない。」と誓い 眠りについたのです。
ところが翌朝5時半、どこかから大声で喋る声が。ビックリして一体何?と起きて探したら、最近入手した古いルパン三世の喋るフィギィアが、目覚まし機能なんてないのに突然けたたましく喋りだしていたのです。
「かんべんしてよ。あと一時間は寝ていられたのに。」
いつもだったらこう思うのですが、その時は何だかルパンがわざわざ私を起こしたような気がしたのです。
これはもしかして、目の前のことを精いっぱいやれっていうサインなのかな?しょうがない、目も覚めちゃったし、やってみるか。
できることをやることに決めたら、どうせやるなら楽しくてやった方がいいなと。いつもならイヤイヤ行く病院の付き添いですが、今日はジジイの応援をしていい気分にさせてやると心に決めました。
その気持ちで病院に行くと、不思議なことが起こりました。今まで耐えられなかった父のワガママな言動が、なぜか私の感情を逆撫でしなかったのです。
なんでだろう?すごく不思議に思いました。よく考えてみると、イヤな気分でやっている時って、自分に選択権というか、自分の裁量枠がない、つまり自由じゃない感じがして、やらされてる感でますますイヤになります。
楽しくやろうと決めたとたん、自分で物事をコントロールできるという感覚が生まれて、色んな選択肢が浮かんできたのです。すると自由でいい気分になり、心に余裕ができて、どうして父がそんな行動をするのかが見えてきたのです。父も理由があってイラついていたのです。
父の行動の理由が見えたのは、私にとってはじめての経験です。衝撃です。そうか、だから世の中の人はどうせやるなら楽しくやれって言うんですね。50になって初めて知りました。長く生きるといい事があります。
この感覚って、好きじゃないことをやってる時と、好きなことをやってる時の感覚の違いと似ています。嫌だなーと思ってることでも、どうせやるなら楽しくやろうと決めるだけで、好きなことをやっている時と同じいい気分になれるようです。びっくりです。
私の感覚では、いい気分の時のパフォーマンスが10とすると、憂鬱な気分の時のパフォーマンスは3くらいって感じです。こんなに違いがあるとは思いませんでした。しかも心の持ち方で簡単にいい気分になることができるなんて!
もしあなたが憂鬱な気分で仕事をしているなら、あなたは「どうせなら楽しくやる」こともできます。いい気分になり今の3倍以上のパフォーマンスで仕事することもできます。
決めるのはあなたです。
あなたはいい気分で生きていますか?
いつもあなたを応援しています。
近所のスーパーでこんな張り紙を見つけました。
いいの?何だかこっちがうれしくなっちゃう。魚の調理は正直手がかかるから、はらわたをとってもらったり、柵の刺身を切ってもらったらすごくうれしい。でも頼むといい顔しない店が多いからつい遠慮してしまいます。
そんな私たちのニーズをくみ取ってくれて、しかも喜んでやってくれるなんて。ここのお店の人は、お客さんのことを良く知り、お客さんのために何ができるか、いつも考えてるに違いありません。
店頭には、なじみのない魚の調理方法や、今日入荷した魚のおいしさを紹介したポップが所狭しと並んでいます。魚を買う時の私たちの不安をよく知っていて、それを解消してくれます。
こちらは近所のモスバーガー。ハンバーガーチェーン店なので、どこも同じサービスなのかと思っていたのですが、店頭に心温まる看板が。お客様にならないかもしれない、通りを歩く人を癒してくれていました。
このお店の人も、自分にできる精いっぱいのことを、見返りを求めずにやっているんだな。
筋トレやストレッチって、その日の自分の限界まで筋肉を使ったり、筋を伸ばしたりすると、徐々に筋肉の量が増えたり、可動域が広がります。
筋トレと同じように、今日自分のできる限界までやることで、自分のできることが徐々に増えていきます。
自分の精いっぱいできることをやっている人に、周囲の人は感動します。そうするとまたその店で買い物をしたくなり、売り上げが増えるとうれしくてさらに限界に挑戦したくなる。その結果、その人は次のステージへ上がっていくのです。
あなたは目の前のことに全力でぶつかっていますか?
目の前の人のことをよく知っていますか?
今日もあなたを応援しています。
冬になるとスキーに行きたくなります。
その昔「私をスキーに連れてって」という映画が大ヒット。空前のスキーブームが巻き起こったあの時代に青春時代を送った私は、スキーの魅力に憑りつかれ、多い時は一冬30日もスキー場で過ごしていました。
急な斜面を風を切って滑り降りる爽快さ、ゴツゴツしたコブを滑る時に受ける衝撃を膝でうまく吸収できた時の達成感。世の中にこんなにおもしろいものがあるのかと、夢中になりました。冬のスキーのためだけに、春夏秋と一生懸命働いていましたね。
スキーというのは、腰が引けると板がコントロールできず暴走してしまいます。うまく滑るには前傾姿勢を取り、体重を板の前の方にかけなければなりません。
その型を知らない人はうまく滑れないのでおもしろくありません。スキー場でお茶ばかりしている人のほとんどは、型を知らない人達だったに違いありません。
テニスにも同じことが言えます。ボールを思った方向に飛ばすには、ラケットとボールの位置関係が大事で、最初は素振りしたり、球出ししてもらったりして体に覚えさせるものですよね。
息子の少年団時代、たまにコーチの言う事を聞かず、自分のやり方で素振りをする子がいましたが、ボールをコントロールできないので、上手くならないからつまんなくて辞めちゃうっていうパターンが多かったですね。
スポーツには「型」があって、その型にあてはめるとうまく行くようにできています。剣道や柔道にもありますよね。
ある程度型が身についてきて、力加減をコントロールできるようになってはじめて、どんな風に滑ろうかとか、どんな戦略で攻めようかというクリエイティブな領域に行けるものです。
スポーツのようにセオリー化されていませんが、人間関係にも同じことが言えます。テニスの素振りのように、うまくいく型というのがあって、そこに当てはめるとうまく行くようにできています。
でもスポーツクラブのように、人間関係クラブというのはありません。人間関係を学ぶのは家庭です。その家庭のやり方がうまくいく型ならうまくいくし、うまく行かない型だったらうまくいきません。
私の生家はうまくいかない型を採用していました。両親は共に「クレクレ族」だったのでいつも何か足りない。不満だらけでケンカが絶えませんでした。でも他の型があるなんて知らないので、そういうものだと思っていました。
ところが結婚すると、夫の家族は違う型を採用していました。彼らはみんな「ギブギブ族」だったのです。お互いに与え合うのでいつも満足。みんな超仲良しでした。
二つの家庭を経験してみて私は本当に驚きました。こんなに違うものなの?って。人間関係にも「うまくいく型」というのがあることがわかったのです。
でも「うまくいく型」があると知ったのに、それを本採用できたのは20年も経ってからでした。生家で商売をしていたので、結婚してからもずっと手伝っていて、「うまくいかない型」を適用している人達と、夫といるよりずっと長い時間一緒だったからです。
仕事をやめて、「うまくいく型」を適用している人たちと長い時間を過ごすようになって、やっとうまくいくようになりました。
だからもしあなたが、ケンカが絶えない人間関係を持っているなら、あなたは「うまくいかない型」を採用しているということになります。
そしてもし、人間関係を良くしたいと思うなら、「うまくいく型」を採用している人と長い時間を過ごすことです。
そんな人は、「うまくいってる人」の本やブログを四六時中見ることです。今はSNSで、カリスマとも簡単につながれる時代。ラインやメルマガに登録するのもおススメです。
私は本田晃一さんという「うまくいく型」を採用している方のメルマガに登録して、毎日「うまくいく型」を基礎練習しています。
よかったらブログ見に行ってみてくださいね。
本田晃一オフィシャルサイト
人間関係は人生の源です。誰かと暖かい関係が持てると、そこからエネルギーが湧いてきます。ケンカばかりしていたらエネルギーは消耗してしまい、好きなことを探すどころではありません。
「うまくいく型」を身につけてはじめて、自分らしく生きるという、クリエイティブな領域に行くことができるのです。
あなたの人間関係はうまくいっていますか?
誰かを応援していますか?
いつもあなたを応援しています。