あなたの伝えたい事は相手に伝わっているか?

目安時間:約 5分

あなたは誰かに何かを伝えたいと思っても伝わらない…と感じたことない?もしそう思う事があるなら、おススメしたい本がある。

とぼけたキャラクターで人気の西村雅彦さんの
俳優入門
という本だ。

「表現を学ぶ教室」という、演技ゼロの人だけで舞台を作り上げる教室を各地で運営している西村さん。初心者に「伝える」ことを徹底的に指導しつづけた経験をもとに、誰かに何かを伝えることが日常生活でもいかに大事かを、「セリフを伝える」という行為を通して教えてくれる。

私は伝えることの難しさを、去年、初めて自主製作映画を撮ろうとして痛感した。

映画を通して伝えたいメッセージがある。でもどう撮れば伝わるか、どう演技してもらえば伝わるか、やったこともないから全然わからなくて、準備不足のため完成までこぎつけなかった。

でもその経験から、何を準備しなければならないかがすっごく明確になった。

その一つが俳優の基本を学ぶこと。

実は映画を撮ろうといいながら、恥ずかしながら演技したこともない私💦

やっぱり一から演技の勉強をしなくちゃと、劇団や芸能プロダクションのオーディションにも行った。でも日程や費用などで折り合いがつかなくて、色々探して…。

そんな時に出会ったこの本は、俳優の基本をこう定義している。

「俳優の基本は伝えること」

でもこのシンプルなことがなかなかできないのだという。それは誰に何を伝えるのかを意識することがなかなかできないから。

確かに、誰かとしゃべっていても、お互いに自分のことだけ一方的にしゃべっていて、会話にならないことって 日常生活でもよくある 。演技をする時は、自分のセリフに気をとられ、相手が全く眼中にないということがおこるのだという。

セリフを「言う」のではなく、「伝える」ことを意識して反復練習することで、それが変わってくるのだそう。言葉がきちんと伝えられるようになると、相手とのつながりが双方向になり、双方に笑顔が生まれ、場の空気も変化するんだって。

きちんと伝えることはお芝居だけじゃなく、全ての人間関係に活かせる。
いつも相手の言う事をちゃんとキャッチしてるだろうか。
よく見られたい、よく思われたいが先に立って、伝えることに集中できてないんじゃないか。

相手のセリフをちゃんと聞いて、見栄を捨てて、ありのままの自分で伝えると、人の自分に対する見方が変化してくるのだ。

一時間もあれば読める本なのに、すごく深い。
俳優じゃなくても、誰かに何かを伝えたいと思っているあなたにおススメの本。

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自主製作映画クランクイン!

目安時間:約 4分

あなたは死ぬまでに一度はやってみたいことある?

世界一周旅行、ステージで歌を歌う、南の島に住む、高級ブランド品を値段を見ずに好きなだけ買う…考えただけでワクワクしてくるようなこと。

私が死ぬまでに一度はやってみたいことは映画を作ること。
以前行っていた営業塾で、できるかできないかとか抜きにしたら何をやってみたい?と聞かれた時にふと思いついたこと。

映画は大好きで、本が大好きで、時間があればずっと浸っていたくて、いつか自分も物語を作れたらいいなと漠然と思っていたけど、いいなっていうくらいで作れるような甘いもんじゃないって思ってた。

でも営業塾で、「やっちゃえばいいじゃん」とたくさんの人が背中を推してくれて、そうか、ヘタでも甘くても何でもいいから作っちゃえばいいじゃんと思った。

それからちょうど一年。今日、私の映画「猫のいたずら」がクランクイン!

三日くらいで一気に書き上げた脚本を元に、映画のえの字も知らないのに作ろうと思った私につきあってくれる仲間たち。

自分の中には漠然としたイメージしかないから、構図も光も絞りも全部現場で撮影監督と相談する。イメージって自分一人で考えてると想像通りの画像にしかならないんだけど、誰かと一緒だと想像もしなかった画になるのがすごい。人の感性がぶつかる時に化学反応が起きてるんじゃないだろうか。

撮影の仕事なんてみんなしたことないのに、それぞれの工夫でプロ顔負けの仕事をしてくれる。人の潜在能力は本当にスゴイ。やろうと思ったら何でもできるってホントーにホントなんだ。

機材はもちろんほとんどなくて、カメラマン持参の一眼レフカメラに手作りのレフ板、手作りの照明、手作りのカチンコ、手作りのスタビライザー、そして素人の役者さん。

でも、これ使えばできるんじゃない?こっちはこうしてみたら?ってみんなの頭にひらめきがバンバン浮かんでくる。

この構図でこの絞りで撮るとこんな映像になるんだ!
仲間たちは、そんなことも知らない私に驚いたはずだけど、バカにすることもなくニコニコ笑っていてくれる。

映画製作ができるなんてちょっと前まで思いもしなかったのに、こうして第一歩を踏み出すことができた。みんなで一つ一つ作り上げる作業が本当に楽しい。夢のように楽しい。

やりたいことをやることは、心を育てるごはんのようなものだって聞いたことがある。

ごはんを食べて体が育つように、心を育てるにはやりたいことをやること。やりたいことをやっていると元氣になる。元氣は元の氣(エネルギー)と書くように、エネルギーの源なんだって。

映画を作っていると体の中からアイデアやエネルギーがどんどん湧いてくるのはそのせいなんだね。

手探りで始まった映画製作。どんなことになるか分からないけど、楽しい予感しかない!

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大変なことはあなたを大きく変化させる!

目安時間:約 3分

映画が大好きなので、映画作ってみたいと冗談交じりで言っていたら、

知り合いの方が、町おこしで映画のイベントをやるからブースを出さないかと声をかけて下さった。

映画なんて一度も撮ったこともないし、作り方ももちろん知らないのに、その人も無茶ぶりがすごい( ̄▽ ̄)

でもせっかく声かけてもらったのも何かの縁だからと、「やるやる!」と返事をしてしまった能天気な私。

それから2週間、何をどんな風にやったらいいか、ずーーーーっと考えながら、編集のこと、カメラのこと、音声のこと、色々と調べてみた。

その結果、たった2週間の準備期間では、あるものを使うしかないことだけがわかった。私の今ある能力でできること。

それならできることを精いっぱいやろう。

12時から18時、商店街の一画で、通行人に出演してもらいショートムービーを撮ることにする。

ぶっつけ本番なので、スタッフや演者さんがわかりやすいよう絵コンテを作っておこう。

ストーリーをずっと考えていたけど、なかなか思いつかなくて、でも絵コンテを書きはじめたら突然湧いてきた。、なんだかとっても不思議。

絵コンテで構図を想像していくと、ここでライトが欲しいなとか、音楽や効果音をどうしようとか、タイトルやエンドロールはどうしようとか、決めなきゃいけない事がたくさんある事に気づいた。はたまた、集客はどうしよう?逆に人が集まり過ぎたら…?もう無限に出てくる出てくる…。

音響、照明、集客…それぞれの仕事にピッタリの友人たちの顔が浮かんできて、早速連絡したら、時間もないのにみんな快諾してくれた!

やろうって気持ちさえあれば、無理っぽい事もなんとなく形になってくる。神様に応援されてるような、不思議なチカラを感じた。

「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」

パウロ・コエーリョのベストセラー「アルケミスト」の一文を彷彿とさせるような…。

全くの0から何かを作り上げることって、すごく大変。

でも大変って言葉は大きく変わると書くように、大変なことはその人を大きく変化させると聞いたことがある。

私もこのイベントで起こっていることは、本当に小さいけれど、奇跡のように感じている。

あなたは無理って思う事に挑戦したことはある?

大変だったことの後で大きく変わったことはある?

過去にあったなら、自分を褒めてあげてね。

まだの人は自分に挑戦させてあげてね。

好きな映画

目安時間:約 4分

女友達と話していた時のこと。

 

最近見た映画の話をしていたのだが、その流れから、今まで見た中で一番好きな映画は何かという話になった。「一番を決めるのって難しいよねー。」と言いながら、相手の出方を見る。

 

こういう時、好きな映画を言うのがすごく怖い。どんな映画が好きかで、その人が人生で何を大事にしているのかがわかってしまうような気がするからだ。

 

ハリウッド映画が好きだなんて言ったら、人生の機微が分からない人って思われるんじゃないか。表面に見えるものだけを大事にして、その奥にあるものを大事にしない人に思われるんじゃないかって。

 

もし相手が、「一番好きなのはニューヨークの恋人かなあ」とか言ったりしたらすごく気が楽になる。「レミゼも良かったなー」っていうのもいい。大好きなのはスターウォーズだと本当のことを言っても大丈夫だ。

 

でも友人はこう言った。「うーん、やっぱりアメリかなあ。次点がグランブルー。若いころはフランス映画しか観なかったから、アメリカの映画良く知らないんだよね。」

 

こんな場合は返答がとても難しい。彼女にハリウッドしか知らないエセ映画好きと思われないようにしなければならない。頭の中で今まで見た中で難解だった映画をあげてみる。「フランス映画=難解」という私の常識にあてはめて。

 

これはどうかな?

私「マグノリアはよかったな。あとインセプションも好き」

友人「トム・クルーズ、ディカプリオ、あんた相変わらずイケメンが好きだよねー。」

 

そうだ、難解なだけじゃだめなんだ、フランス映画だよフランス映画。

 

私「ニキータもよかったよね、あ、最強の二人も好き。」

友人「あれってあんまりフランス映画っぽさはないよねー。」

 

あー、難解さを忘れてた。でも「気狂いピエロ」や「山猫」は全然だめだ。魂を売り渡さないとおもしろいって言えない。

 

本当は一番好きなのはスターウォーズだ。フランス映画の対極にあるようなベタベタなハリウッド映画。勧善懲悪のわかりやすいストーリー、銀河が辺境という圧倒的なスケール感。でも友人に理解してもらえないだろうと思うと辛い。

 

その辛さを避けるために、まあまあ好きなフランス映画を並べる。でもスターウォーズを好きなほどの情熱はないから、あまり盛り上がらない。

 

スターウォーズが一番って言えばよかったかな?

 

でもそれだと、自分が全く普通だと告白することになる。世界中の誰もが好きなスターウォーズが一番好きなんて。フランス映画が好きな友人にそんなこと言ったら負けだ。

 

長い間、普通じゃない特別な何かに憧れている。この世界を普通とは違うフィルターで見ている人達に対する憧れ。それに比べて自分の感覚はあまりにも普通。

 

自分の中の定義としてスターウォーズは普通、フランス映画は普通じゃないというのがある。

 

だからスターウォーズが好きなのに、フランス映画が好きな友人が好きなのだ。そんな友人に認めてもらい、普通じゃない気分を味わいたいから、ちょい難のフランス映画を頭の中で高速サーチする。

 

でもだめだ、もう出てこない。もう負けだ。

 

本当のこと言うしかないか。第一位スターウォーズ、第二位風の谷のナウシカ、第三位釣りバカ日誌。こんな普通の私でもよかったら改めてつきあってください。

思いを実現する法則:映画インターステラー編

目安時間:約 5分

こんにちは。とびらです。

 

SFオタクを満足させてくれるだけじゃなく、思いを実現するための法則を学べる、一粒で二度おいしい映画のレビューです。

感謝するとうまくいくとか、潜在意識を使えばうまく生きられるとか言われても、ただの妄想でしょ?と思ってしまう時がありますよね。そんな時この映画を観ると、無意識が持つ力を再認識できます。

 

無意識の存在を信じることが成功につながる

無意識、宇宙の意志、神、地球外生命体?呼び名はわかりませんが、映画、特にSF映画にはこの存在が描かれることが多いんです。たいていは望みを叶える存在として。

 

あらすじ

舞台は近未来の地球。食糧難で人類は滅亡の危機にあり、主人公クーパー率いる宇宙飛行士たちが、人類の永住の地を求めて宇宙に探索に出かけるというストーリー。発端となるのが、クーパーの幼い娘が寝室で本棚の本がバタバタと落ちる現象をたびたび見て、強く興味を惹かれること。

 

そこからすべてが始まり、地球の運命を動かしていきます。クーパーと娘の強い思いが、空間も時間も越えて永住の地を見つけ出すのです。

 

ガチSF映画の根底に流れるもの

この映画は、SF映画の金字塔と言われる「2001年宇宙の旅」や、1997年公開のSF映画「コンタクト」とオーバーラップするところが多く見られます。3作品とも、根底に何かの意志が働いていることも共通しています。

 

思うにガチガチのSFものって、宇宙の意志なのか、地球外生命体の意志なのか、神の意志なのかわからないけど、そういうものがストーリーの根底にあることが多いような気がします。エヴァンゲリオンなんかもそう。

 

なぜなのか考えてみると、SF=科学の作り話ってことだから、科学でまだ証明されていなものや、なぞとされているものの話が多くなります。科学は人間の目に見えないものや聞こえないものの正体を次々に明らかにしてきて、意志もエネルギーということがわかってきてる。

 

エネルギーは物質を動かします。

 

宇宙を動かしているエネルギーが意志だということはまだ証明はされていないけど、そうだと考えると科学のルーツを考えるとすごくしっくりくるんです。なぜなら近代科学はキリスト教から生まれたと言われているから。

 

神が宇宙を作ったのなら完璧な法則があるはず、との信念に突き動かされた神学者たちが、実験や観察をくりかえして法則を発見していったのが科学の始まりなのです。運動の三法則で有名なニュートンも神学者でした。

 

意志を神ととらえているのが宗教ですが、科学を突き詰めてそこへたどり着いたと考えると、格好のSF映画のテーマになるのでは?

 

人類を永住の地へ導く存在とは?

クーパーが娘に早く会いたいからタイムロスの多い星は行きたくないと言えば、同僚のアメリアは恋人のいる別の星に行きたいと言う。プロジェクトの頭脳である教授は人類が生き残らない前提でプランを立てているし、天才博士は自分が生き残るために他人を犠牲にする。

 

誰も人類のために行動してないじゃん、人類のために戦えよ、自分のことばかり考えてるんじゃねえよ!と叩いて見せながら、実はそんな声に耳を傾けるな!と言っています。

 

思いが独善的だろうが博愛的だろうが欺瞞だろうが自己愛だろうが「意志」は評価や判断することはなく、ただその強さだけを受け取ります。娘や恋人を救いたい気持ちは、顔も知らない人類を救いたい気持ちよりずっとずっと強い!

 

その強い思いがクーパーを、時間も空間も越えさせて、発端となった娘の寝室の本棚とつながらせるのです。クーパーからメッセージを受け取った娘は人類を救い、永住の地へ橋渡しをする…。めっちゃいい話じゃん。

 

まとめ

思いを実現する法則はとてもシンプルです。この映画では、人類の存続と個人的な望みという難しい選択でも、シンプルに考えていい、自分が心の底からやりたいことをやった方が、無意識とつながることができると言っています。無意識は、望みを思い通りの形でなくても最終的には、想像を超えた形で実現してくれるよと。

 

映画や小説は物語を通して、手を変え品を変え、思いは実現することを私たちに伝えようとしてくれています。

 

 

 

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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