映画が大好きなので、映画作ってみたいと冗談交じりで言っていたら、
知り合いの方が、町おこしで映画のイベントをやるからブースを出さないかと声をかけて下さった。
映画なんて一度も撮ったこともないし、作り方ももちろん知らないのに、その人も無茶ぶりがすごい( ̄▽ ̄)
でもせっかく声かけてもらったのも何かの縁だからと、「やるやる!」と返事をしてしまった能天気な私。
それから2週間、何をどんな風にやったらいいか、ずーーーーっと考えながら、編集のこと、カメラのこと、音声のこと、色々と調べてみた。
その結果、たった2週間の準備期間では、あるものを使うしかないことだけがわかった。私の今ある能力でできること。
それならできることを精いっぱいやろう。
12時から18時、商店街の一画で、通行人に出演してもらいショートムービーを撮ることにする。
ぶっつけ本番なので、スタッフや演者さんがわかりやすいよう絵コンテを作っておこう。
ストーリーをずっと考えていたけど、なかなか思いつかなくて、でも絵コンテを書きはじめたら突然湧いてきた。、なんだかとっても不思議。
絵コンテで構図を想像していくと、ここでライトが欲しいなとか、音楽や効果音をどうしようとか、タイトルやエンドロールはどうしようとか、決めなきゃいけない事がたくさんある事に気づいた。はたまた、集客はどうしよう?逆に人が集まり過ぎたら…?もう無限に出てくる出てくる…。
音響、照明、集客…それぞれの仕事にピッタリの友人たちの顔が浮かんできて、早速連絡したら、時間もないのにみんな快諾してくれた!
やろうって気持ちさえあれば、無理っぽい事もなんとなく形になってくる。神様に応援されてるような、不思議なチカラを感じた。
「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」
パウロ・コエーリョのベストセラー「アルケミスト」の一文を彷彿とさせるような…。
全くの0から何かを作り上げることって、すごく大変。
でも大変って言葉は大きく変わると書くように、大変なことはその人を大きく変化させると聞いたことがある。
私もこのイベントで起こっていることは、本当に小さいけれど、奇跡のように感じている。
あなたは無理って思う事に挑戦したことはある?
大変だったことの後で大きく変わったことはある?
過去にあったなら、自分を褒めてあげてね。
まだの人は自分に挑戦させてあげてね。