好きを見つけるには、自分の小さな「好き」を日々の生活の中で大事にするといいという記事を先日書きました。⇒好きなことの見つけ方 ステップ1
「好き」のセンサーは敏感になってきましたか?
敏感に「好き」を感じ取れるようになったら、次のステップはリストアップです。
あなたには、子供のころから社会人になるまで体験したことで、充実してたなー、楽しかったなーと思った出来事があると思います。まず、それを思い出せるだけリストアップしてみましょう。
なぜかというと、今でも心に残っている楽しかった出来事には、あなたの「好き」のエッセンスがつまっているからです。一見バラバラに思える出来事かもしれませんが、並べてみるとあなたの好きなことが浮かび上がってくるのです。
自分でも気付かないことを探るなんて、ホームズみたいですね。ワクワクするのは私だけでしょうか。
私のをいくつか例に出してみましょう。
- 小学生の時、休み時間に変顔や変踊りをしてクラスのみんなを笑わせたこと。
- 中学生の時、仮装大賞のオーデションに行ったこと。
- 砂漠をラクダで旅したこと。
リストアップできたら、その出来事の共通点を探します。それぞれの出来事の中の何が楽しかったのか、を探ってみるのです。以下の項目を参考にすると探しやすいです。
- 自分を表現して人に見てもらったこと?(アーチスト気質)
- 自分のアイデアが形になったこと?(クリエイター気質)
- 問題を解決したこと?(問題を解決する人)
- みんなの先頭に立ったこと?(リーダー気質)
- 難しいことや新しいことに挑戦したこと?(チャレンジャー気質)
- 誰かと一緒に何かを成し遂げたこと?(サポーター気質)
- みんなの意見をまとめたこと?(まとめ役気質)
- 何かを作ったこと?(物を作る人)
- 新しい人と交流したこと?(コミュニケーター気質)
- 誰かに寄り添い、励ましたこと?(ヒーラー気質)
私の例で考えて見ると…。
- 変顔で友人を笑わせていた時、私は「自分を表現して人に見てもらう」ことが楽しかった。うけるかどうかはいつも「チャレンジ」で、うけると超楽しかった。
- 仮装大賞は仲間と「アイデアを練って形になっていく」のが楽しかった。遠くまでオーデションを受けに行くという「チャレンジ」がワクワクした。
- サハラ砂漠では、言葉も通じないラクダ使いのおじさんと二人きりで一泊二日の旅という「誰もやりそうにないことにチャレンジする」のが楽しかった。
こんな風に色々と楽しかった要素を書き出してみるのです。私の場合、共通項として出てくるのは「チャレンジ」でした。
やってみていかがでしたか?
自分の楽しかった経験の、どの要素に心を動かされたのかを細かく因数分解すると、自分の好きなことの本質が見えてきませんか?
例えば「自分を表現して、人に見てもらう」のがあなたの好きの本質だって気付いたら、案外すぐ近くにやりたいことが見つかるかもしれません。
「無理無理、何言ってんの」と必ず心が言うでしょう。でもめげてはいけません。魔法のつぶやきでかき消してしまいましょう。こちらの記事に詳しく書いています。⇒好きなことで誰かに喜ばれて、ラクーにお金を稼ぐ
次回は「好きなことの見つけ方」ステップ3です。
大型の台風24号が全国ツアーを終え、一晩明けた今朝のこと。
「夕べは一晩中、雨風がひどかったけど、静かになってるから行っちゃったんだな。よかった。」そう思いながらカーテンを開けると、窓ガラスに無数の木の葉がへばりつき、デッキや庭、家の前の道路が大量の枝や葉っぱで埋め尽くされていた。
「これからこの大量の葉っぱを片づけるのか…」さっきまで台風一過で晴れやかな気分だったのに、外を見たとたんにげんなりしてしまったんです。
あなたもこんな風に、目の前の出来事に気分が左右されることってありませんか?
私は今も左右されまくりです。でも思考が現実を作ることを知った今は、心を観察するようになりました。
今日も「あ、今私は嫌な気分になったな」とげんなりした自分を観察しました。現実に起きているのは、「大量の葉っぱが道路や庭にある」という事で、それ自体にいい、悪いの要素はありません。
じゃあなぜ私は嫌な気分になったのか?それはこの現実から引き起こされる嫌な面を見たから。「掃除で半日以上潰れちゃう、やりたいこと他にあるのに」「暑くてやりたくない」「日焼けしちゃう」などです。
物事には必ずいい面と悪い面があります。いい面を見るように自分を変えることで、自分の周りの世界を変えることができる、というのが「引き寄せの法則」です。
そんな法則を知らなかった時は、そのまま不機嫌な状態で掃除をして不機嫌な一日を過ごしていたのでした。でも今の私は違います。エッヘン。この出来事のいい面を探してみました。
「曇った窓ガラスをきれいにするいい機会だ」「葉っぱや土や草っていう自然といちゃいちゃできる」「道路を掃きながら近所の人と交流できるかも」っていうのが浮かんできました。
いい面が浮かんできたのでさっそく導入してみました。もちろんその方がずっといい気分。「窓ガラスピカピカで、心の曇りもとれたわー」「色んな形の葉っぱがあるなあ」上々の気分で掃除をすることができました。
でも私の心はちょっとするとすぐ文句を言います。日が昇って暑くなると「暑くて嫌だ」やぶ蚊に刺されると「10か所以上刺されちゃったよ!最悪」って。そんな文句ったれの心も許してやりました。しょうがないよね、人間だもの。
嫌な気分になった時は、出来事のネガティブな面を選択して心が動いたということ。選択肢を変える絶好の機会です。
もしあなたが嫌な気分になった時、以下のことを自分に問いかけてみてください。
- 心はどんな状態なのか?
- 何に反応したのか?
- 反応した出来事によって引き起こされるいい面と悪い面は?
- いい面を選んだらどんな気分になるか?
4までやってみたら、いい気分の方を選んでみてください。そしてもし嫌な気分をいい気分に変換できたら、必ず自分をベタボメしてみてくださいね。
「○○ってばやるな~、中々気持ちって切り替えられないのにホントすごいわ」
「その調子なら、何でもうまくいくんとちがう?○○天才だわ」
「昨日の○○よりずっと楽しそうやん、仲良くしてほしいわ」
褒めて褒めて、どんどん調子にのらしちゃいましょう。いい気分になって、たのしい現実を引き寄せましょう。
ちょっと前、朝9時から夕方6時までパートに出ていた時、とにかく忙しかった。
出勤前に洗濯、掃除、朝ご飯の用意、片付け、子供の弁当作り、夕ご飯の下ごしらえをしなきゃいけない。帰ってきたら夕飯の用意、片付け、洗濯をたたんだら大急ぎで子供を塾や夜練習に連れていかなきゃならない。
やらなきゃならないことが山のようにあって、いつも次は何をするかって考えていた。どうしてあんなことできてたんだろうって思うくらいの過密スケジュールだったなあ。
やらなきゃいけないことって、やらなければ悪いことが待っている。だから悪いことが起こらないようにやらなきゃいけない。
ご飯を作らなきゃお腹が減って死にそうになる。片付けをしなきゃ家が汚れて嫌。洗濯をしなきゃ着る服がなくなる。子供を塾に連れて行かなきゃバカになる。
やらなきゃならない事をやっていたから、いつも楽しくなかった。焦燥感があって苦しかった。
パートをやめて、乱れていた心を整え始めたら、ご飯を作るのが楽しくなった。部屋がきれいになるのは気持ちいい。洗濯物を干す時に、鳥の声とか風とか太陽とか感じる余裕ができた。塾や夜練の送り迎えは子供といちゃいちゃできる時間。
心の焦点を「ない」方にあてるか、「ある」方にあてるかで、見えてくる世界が180度違う。「ある」に焦点を当てると心があたたかく、ふわっとしてくる。
毎日あたたかい心で過ごせるようになってきたら、心があたたまる事ばっかり起こる。今の気持ち、フィーリングが、未来を作るって本当だ。
もしあなたが締め付けられるような苦しさで何かをやっている時は、やらなきゃいけない事をやっている時。「ない」に焦点をあてている時。
でも、それでいいんだよ。
今はそうしかできないんだから。今は「ない」に焦点を当てたいんだよ。不毛だってわかっててもやりたいんだよ。ばかだってわかっててもやめられないんだよ。しょうがないじゃん、だって人間だもの。
自分で心ってコントロールできない。だから、心のやりたいようにさせてあげよう。「自分の意識ではコントロールできないものがある」って降参して、天に任せる。実は降参すると天はあなたの代わりに人肌脱いでやるかという気持ちになるようなんです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓↓
みんなどうしてそんなにがんばってるの?潜在意識を使えば楽に生きられるのに
天(潜在意識)を信じるのはバカらしいようにも、雲をつかむようにも感じるかもしれないけど、現状がどうにもならないと思っている今だからこそ、その概念に会ったのかもしれない。
タイミングって、縁って、本当に不思議だけど必然なんだよね。あなたが今このブログを読んでくれていることも、必然なんだと思います。
うまくいってないって思っている今、降参してみてください。
「降参ってどういうこと?」「潜在意識って何?」などなど
疑問がありましたらここに質問してねーー。⇒質問はこちらへ
「人間ゲーム」って聞いたことありますか?
私がこの言葉に出会ったのは「ザ・マネーゲームから脱出する法」という本の中。有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」のような、お金に対するブロックを外してくれる類の本なのかなと思って手に取ったこの本、中身はまるで違ったのです。
ものすごーく簡単に言っちゃうと、この本の言いたいことは「あなたはこの世界で「人間ゲーム」を楽しんでいる」だけなんだよってことです。
この世界はゲームのためにあなたが作り出した競技場で、ゲームの種類もルールも登場人物も全てあなたが創り出しているのだと。
目から鱗ってこのことで、こんな概念があったなんてと衝撃でした。と同時にこれってもしかして、私が若い頃からずーっとずーっと探し続けてきたことなんじゃない?っていう正にパズルのピースがはまったような感覚があったのです。
毒親に育てられたり、摂食障害に苦しんだりと生き辛さを抱えていた私。⇒この記事に詳しく書いています。心理学や引き寄せ、宗教や哲学など片っ端から本を読んできました。
昔からいわゆる「自分探し」が大好き。自分の中に親に毒されていない本当の自分がいる、それを探したいって熱望してたんです。
この本には私が望んでいた「真実」がありました。「本当の自分」はいた!私は「本当の自分」に戻って自由に人生を楽しむためにここにいるんだ。こんな秘密が隠されてるなんて人生ってなんて面白いんだろう!
この本によると、人間ゲームはゲームの主人公として制限された世界で生きている「制限された自分」とゲームを作り出している「本当の自分」がいます。
「本当の自分」は、豊かで、穏やかで、喜びに満ちていて、指をパチンと鳴らせばあっという間に欲しいものを作れるという、無限の力を持った存在。
制限されたこの世界に来て、あなただけのための人間ゲームで喜び、楽しみ、やりがいを感じ、成長し、あなたの宝物を発見するのです。
荒唐無稽な話だと頭に入ってこない人もいるでしょう。確かにSFや宗教みたいにも感じるかもしれません。
でも私は、この視点でこの世界を見ると、自分を離れたところから俯瞰するメタ認知や瞑想の意味、宗教が言っていること、マクロビオテイックや陰陽五行説で言ってることの全てが腑に落ちるんです。このことを言ってたんだなー、という。
この概念を自分の中に入れたら、すっごく人生が楽になりました。「なんでこんなことが起こるんだろう?」も「あのひとばっかりずるい」も「なんで私ばっかり」もぜーんぶ自分を楽しませる(成長の喜びを得るため)ためのしかけなんだもん。
この本は、今の自分に違和感を感じもがいているあなたに、きっと新しい視点をプレゼントしてくれます。ぜひ読んでみてね。
こんにちは。とびらです。
最近又「アルケミスト」を読んでいます。スペインに住む羊飼いの少年が宝物を探しにエジプトまで旅をするストーリーで、夢を追いかけることのすばらしさを物語にしたものです。
大好きな本で何度読んでも発見があります。今回私の琴線にひっかかったのは、物語の後半、ピラミッドにあと少しの所までやってきた少年が、砂漠で自分の心の声を何日も聞くシーン。
心は勝手なことばかり言って少年を困らせるのですが、彼を指導するアルケミストは「お前の心があるところが、宝物を見つける場所だ。だから心が言わねばならない事を聞き続けなさい」と言うのです。
人と人の心は分かれていて、心は宝物と繋がっている。これって夢を追いかける時にすごい重要なことだなーって思ったのです。
あなたが夢を追いかけようと決断すると、心は「そんなことできないよ」「無理無理、やめとけ」って必ず言ってきます。詳しくはこちらの記事をどうぞ。⇒「好きなことで誰かに喜ばれて、ラクーに稼ぐ」
ではそもそも心はなぜ、じゃまをするんでしょうか?
実はあなたの心はすごく怒っているんです。反抗期の子供みたいにすねているんです。なぜ怒っているんでしょう?
小さい時、「これがやりたいんだ」と言って親や学校の先生に「そんなことしちゃだめ」「もっと常識的に生きろ」って言われませんでしたか?やりたいことを他人に勝手にやめさせられるのって、すごく嫌ですよね。
でも親や先生の言う事を聞かずにやりたいことをやっても良かったんです。そういう子も確かにいましたよね?その時やらないって決めたのはあなたなんです。
「やっていいんだぞ」って言ってあげましたか?親や学校の先生に迎合して、一緒になって「やっちゃだめだ」って言いませんでしたか?それを何度も何度もやりませんでしたか?
だからあなたの心はあなたに超怒ってるんです。「なんで僕の言う事を尊重してくれなかったの」「なんで他人の言う事を優先したんだ」って。何年もずっとそうされてきたから、もう拗ねてる。
だからあなたがようやく決心して、今日から「心の言うとおりにするよ、君のやりたいことをやろう」って言うと「はあ?何言ってんの?今更。」「ばかじゃない?そんなことできるわけないじゃん」って反抗してくる。
ぐれた子供のような感じです。「さんざん私のことないがしろにしていたくせに。」と長い間の恨みつらみをぶつけてくる。
だから心を癒してあげないと。
まずは心の言う事をよく聞いてあげよう。心は昔のことを根に持っています。「あの時ホントはこうしたかったのに、何でやらせてくれなかったんだよ!」「進学だって、就職だってチャレンジさせてくれなかったじゃないか!」
そしたら心から謝ろう。「ごめんね、あの時は本当はこうしたかったけど、勇気がなかったんだよ。親に嫌われるのが怖かったんだ。私が悪かったんだ。いつも無視しててごめん、うそついててごめん。もっとのびのび生きたかったんだよね。」
心は、あなたと生まれた時から一緒で、この先も死ぬまでずっと一緒。しかも一時も離れることがない相棒なんですよね。今まであまり意識もせず、邪険にあつかってきたかもしれません。でもそれは仕方のないこと。謝ればいいのです。
今までつきあってくれたことに「ほんとにありがとう」って言ってあげましょう。
そうすると時間はかかるけど、心はだんだん態度を軟化してきます。「やりたいことやってもいいよ」って言ってくれるようになると、あなたが成功するのに、もう制限はなくなります。
その時、あなたの欲しいもの、宝物はもう目の前にあるのです。