お金は使えばなくなっちゃう。だから無駄遣いしないようにやりくりして使わなきゃ。
私はずーっとそう思って生きてきました。私が信じていたのは以下の通り!
1、資金は限られていて、資金が流出すれば減っていく。だから貯蓄し、老後のための資産を増やす必要がある。
2.生活の質を上げるためには、収入が支出を上回るように利益を増やす必要がある。
3.利益、収入を増やすためには、賢く働いたり、仕事に付加価値を付けたり、仕事量を増やしたり、稼ぐことに全力を注ぐ必要がある。
一般的に信じられているこれらのことが、どれひとつとして本当じゃないとしたら?
びっくりしませんか?
これらのことは、ざっくり言うと観念です。私たちが膨大な力を注いで自分たちに真実だと信じ込ませている巨大な観念の集まりなのです!
サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著)は文明の構造を非常にわかりやすく、おもしろい視点で書いている本ですが、お金の構造もとても分かりやすく解説しています。
著者によると、ホモサピエンスが生き残ってきた理由が、想像する力を持っていたから。何の実態もない紙切れを、米や肉と交換できる価値があると思えたり、神様のようなものを信じることができたからだといいます。観念があるがゆえに集団で動くことができるようになり、他の種族を圧倒することができたのです。
でも!同時に人間はその観念に縛られているってこと。自分が作り出した観念でしかない紙切れがないと生きていけないと思うのはその典型。その観念から解放された人が本当に自由に生きているらしい(^^♪
世界には隠された秘密がたくさんある。お金にも、心にも、体にも、ごはんにも。
お金というものの本質を知りたい人は「サピエンス全史」をぜひ読んでみてください。
観念から脱出したいと思う人は「ザ・マネーゲーム」から脱出する法(ロバート・シャインフェルド著)をどうぞ。
ごはんの秘密を知りたいという方は、私の料理教室へどうぞ(^^♪