この記事は娘の二重まぶたの手術のレポートです。
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手術後の経過
手術を受けて四日もたつと、明太子みたいになったまぶたにも、本人も私もだいぶ慣れてきた。明太子はだんだんたらこっぽい色に変わってきて、今日は太ったミミズくらいになっている。
手術翌日
三日目
四日目
痛みはあまりないけど時々痒くなるという。目頭切開をしているので特に目頭が痒くなるらしい。そんな時は目の運動。思い切り眼球を動かして目の周りの筋肉を動かすと痒さがまぎれるそうだ。がんばれ。
朝は赤みが少ないけど、夕方になるとだんだん赤くなってくる。ずっと下を向いて作業したりして、顔に血がのぼるとまぶたが重くなったり、痛みが出たりするという。
今日は一日ゲームに熱中した結果、夕方まぶたが痛くなってしまった。でも、何か食べてから痛み止めを飲んだ方がいいと、夕飯を食べたら痛みが引いたと言ってた。痛みも流動的なものなんだ。
腫れもだいぶ落ち着いてきたので一安心。経過の写真はパラパラ漫画みたいにしたらおもしろそう。トライしてみま~す。
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この記事は娘の二重まぶたの手術のレポートです。手術を受けるまでのいきさつはこちらをどうぞ→眼瞼下垂・逆さまつ毛(目頭切開)の手術を受けるまで
娘の二重まぶたの手術
眼瞼専門の松尾形成外科にご縁があってから約3か月。今日はいよいよ娘が待ち望んだ手術の日。
病院から、当日は前開きの服を着てくること、昼食は軽めにすること、術後は入浴や洗顔、洗髪はできないなどの注意書きをもらっていた。3時半の手術に合わせて準備した。
手術前
病院に着くと、小部屋でまず手術の流れの説明を受け、抗生物質などの薬を飲む。術後にも食後に抗生物質、痛みのある時に痛み止めを飲むよう説明を受ける。
目薬は2種類、一日4回。術後に目を氷やアイスノンで冷やすのは良くなくて、冷やした水ガーゼを目の上にのせるだけでいいという。眠るまでの時間、血がにじんでくるので何回か取り換えるよう言われる。
翌日の受診の時まで目を開けちゃだめとか、寝る時はあおむけで横にならない方がいいとか、トイレとかご飯の時は薄目で下を見るようにとか、中々難しい注文だ。できるんだろうか。
「手術中に好きな曲をかけてあげられるますけど、何がいいですか?」と聞いてくれる。ユーチューブからかけるから何でもいいという。
でも娘は「何でもいいです。」と答えていた。後で聞いたら好きな音楽って自分をさらす感じで恥ずかしいそうだ。すごくわかる。
その後先に会計を済ませる。薬代も含めて10万円と少し。12万円と聞いていたので心の中でガッツポーズをとる私。
次に準備室で手術着に着替える。お母さんも一緒にどうぞと言ってくれる。トイレまでついた洒落た小部屋だ。ここで寝て待っていたいな。
着替えが終わると看護婦さんが入ってきて、まぶたにクリーム状の麻酔を塗ってくれる。
ラップで保護したら、麻酔が効くまでしばらく横になる。
二重の形について先生と相談するのは手術室に移動してからのようだ。娘はスマホに理想の二重の画像を保存してあるので、15分ほど経ってお迎えがくると、スマホを持って一人手術室へ向かった。がんばれよ。
手術中
手術は1時間半くらいかかると言われていた。眼瞼下垂だけだと1時間で済むらしい。
ここからは、後から娘に聞いた話。
まず先生に理想の二重の画像を渡すと、「この二重は作られたものだね」と言って不自然な部分を指摘しはじめた先生。「こんな雰囲気でもっと自然に見えるようにしてください」と頼むと
まぶたにクリーム状の麻酔を塗ったので、麻酔を打つのは痛くないのかと思いきや、かなり痛かった。下瞼、目頭、目じりの順に麻酔。下瞼が眼球にのめりこんでるような感覚に陥る。
麻酔はすぐに効きはじめ、まずは目頭切開をして、その後まぶたの切開に移った。見ることはできないけど、感覚で今切ってるなとか、縫ってるなとかいうのはわかる。途中、麻酔が切れてきて「うっ!」とかいうとすぐに麻酔を追加してくれた。
手術室にはJポップが流れていたそうだ。
後で先生に聞いた話によると、まぶたを切開して余った皮膚は少し切除したそうだ。娘は脂肪が多い厚みのあるまぶたなので、脂肪も取ったのか聞いてみたら、二重の下になる部分の脂肪は取ったという。
手術後
手術中にホテルのチェックインを済ませておいたので、手術が終わったら速攻でホテルに移動。車で3分くらいの所だ。
術後1時間。かなり痛々しい。麻酔が効いていてまだ痛くないという。まず目薬をさす。目薬は下まぶたを引っ張りそこへ垂らす。
夕食はルームサービスなのでどこにも行かなくてもいい。お刺身に揚げ物、焼き魚と品数が多くて置ききれないよ。お味噌汁が美味しかった。
食事をしている最中に麻酔が切れてきたらしく「痛い」と言い出した。あわてて食事を済ませ、抗生物質と痛み止めどちらも服用した。
目を閉じているしかない娘。退屈だ退屈だといいながら、いつの間にか寝入っていた。ガーゼ交換は7~8回?私も一緒に寝ちゃったよー。
明日はどんな風になっているのか?
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この記事は、娘の二重まぶたの手術のレポートです。
二重まぶたの手術をするまで
18歳になる娘は、小さいころからきれいになることを夢見ている。自分の顔にコンプレックスがあってブスだと思ってる。若い時はありがちだけど。
娘の目は瞼が厚めの一重で、日本人らしい切れ長の目だ。おとなしそうに見えるし、知的な印象も与える目なのだが、娘はそれが気に入らなくて仕方ない。「大人になったら二重瞼の手術をする!」といつも言っていた。
でも美容だけのために目にメスを入れるっていうのには、どうにも抵抗があった。顔のパーツで一番目立つだけに、美容目的で手術して失敗でもしたら目も当てられないじゃん。ネットの口コミや体験談も多すぎてどこを選んでいいのかわからないし。
眼瞼下垂って?
そんな中、私の友人が眼瞼下垂という症状で目の手術を受けた。
友人の目は加齢のせいか、年々まぶたが下がってきて半開きの眠そうな目になっていた。それを眼瞼下垂というらしくて、保険適用の手術を受けたという。
眼瞼下垂とは、まぶたを擦ったりすることが原因で、瞳孔の上までまぶたを開け、視野を維持続けることができない状態のことなんだって。そしてそれを治す手術をすると二重瞼になるという。
友人の元の目と娘の目はちょっと似てる。もしかして娘の瞼も下垂してる?
逆さまつ毛って?
かかりつけの眼科でコンタクト検診の時、思い切って聞いてみた。
「あのーー…うちの娘の瞼なんですが、ちょっと下がってるような気がするんです。眼瞼下垂っていうのではないでしょうか?」
すると「下垂もあるかもしれませんが、逆さまつ毛なので手術したほうがいいかもしれませんね。」と言うではないの。
逆さまつ毛っていうのは、まつ毛が眼球の方を向いて生えていて、目を刺激する「内反症」という症状のこと。目を刺激する時に痛む人は気付くけど、娘は痛みがなく全然気付かなかったのだ。
娘はコンタクトなので、衛生面でも手術をした方がいいと先生は言う。しかも保険でできるとか。
こうして娘の二重瞼の夢は期せずして叶うことになったのだ。
松尾形成外科との出会い
かかりつけの眼科では手術はできないため、近所の総合病院の形成外科を紹介してもらった。そこを受診すると、
「うちはまぶたの手術は経験が少ないんですよ。若い女性だと見た目が重要なので、まぶたの手術専門の病院を紹介します。TVにも出たことがある有名な先生なので安心ですよ。」
と紹介されたのが浜松の松尾形成外科という病院だった。
そこに予約を入れ、受診するまでの間HPを見てみると、眼瞼専門というだけあってまぶたについて詳しく説明してくれている。難しくてよく理解できないけど、こんな風にとんとん拍子に事が進む時っていつもうまくいく。
いよいよ松尾形成外科へ
浜松市の北に位置する浜北市にある松尾形成外科。新東名の浜北インターで降りると辺りにはのどかな田園が広がっていた。見たことのないスーパーや看板に心を奪われながら走ること15分。
松尾さんは、畑や田んぼ沿いの道を何度か曲がった少し入り組んだ場所にあった。茶色と白の建物はモダンで新しい。中に入ると、待合もシックな内装の中に北欧風の家具が置かれ、セレブ感が漂う。
診察
期待に胸をふくらませ、待つこと2時間。待合の壁にはびっしりと症例などが貼ってある。すごいなあ。
「予約制なのにけっこう待つんだな。」と思ったが診察室に入ってみて納得。松尾先生の診察は、頭に電極をつけたりセンサーを付けて脳波を調べるなど、とても専門的で丁寧なのだ。
しかも、見たこともない検査に、思わず素人丸出しの質問を繰り出す私たちにもしっかりと答えてくれる。だから診察に時間がかかるんだ。
ただまぶたに関するオタクともいえるほどのこだわりと愛を持つ先生の回答は、難しすぎて半分くらいしか理解できず…。
でも眼瞼下垂について、何十年も大学病院で研究を重ねてきたという先生の情熱は、痛いほど伝わってきた。きっとこの先生なら大丈夫。
診察結果
診察の結果、娘は逆さまつ毛はもちろんだが、やはり眼瞼も下垂しているという。眼瞼下垂は見た目の問題ではなくて、覚醒・筋緊張・交感神経緊張の異常をひきおこし、不定愁訴や頭痛、肩こりなどの原因となっているという。
肩こりがひどいのも、勉強していて下を向くと眠くなるのも、眼瞼下垂が原因だよと言われてびっくり。先生曰く「手術を受けたら頭が良くなるよ。」だって( ̄▽ ̄)
二重瞼になるだけじゃなく、頭まで良くなるのか!すごいぞ!
というわけで、娘は
・逆さまつ毛の手術(目頭切開を含む)
・眼瞼下垂の手術
を受けることになった。
通常の形成外科では眼瞼下垂と診断されない
松尾先生の話を聞いていてわかったのは、娘のまぶたは瞳孔にかかるほど下がっていないので、通常では眼瞼下垂とは診断されないってこと。
まぶたを開ける腱膜が瞼板から外れているけど、瞼を開閉する役目のミュラー筋というのは伸び切っていないから、瞳孔の上までまぶたを開けることができ、視野を遮ってはいない状態らしい。
でもミュラー筋に頼り切っちゃうのがよくないとか。ミュラー筋というのは脳のセンサーと結びついていて、覚醒・筋肉の緊張・交感神経の緊張をコントロールしているので、不眠、うつ、自律神経失調症、全身の凝りなどを引き起こすんだって。
だから松尾さんでは、腱膜が瞼板から外れていれば眼瞼下垂と診断し治療してくれるのだ。普通の形成外科ではとてもこんな診断はしてくれないだろう。
娘も眼瞼下垂かどうか疑っていた時、瞼が瞳孔にかかっていないから無理かなと思っていた。そんな人でも松尾さんなら保険内で手術が受けられる可能性がすごく高いと思う。
手術の予約
瞼を切開する手術になるので、術後はかなり目が腫れるそうだ。抜糸までの2週間はなるべく外に出なくてもいいよう、大学の夏休みに合わせて8月に予約をとった。
逆さまつげと眼瞼下垂の手術はそれぞれ約5万円くらい。目頭切開もあるので12万円くらい見ておくように言われる。
手術は日帰りなのだが、翌日受診しなければならないので、近くのビジネスホテル「はまきたプラザホテル」でタクシー込みの宿泊パックがあるというので、それも予約することにした。こちらは直接ホテルに予約。松尾さんの名前を出せばすぐ予約できる。
娘と私の二人でツインに泊まり、部屋まで夕食を持ってきてくれるルームサービス、朝食バイキングがつくそうだ。車で行くのでタクシーを外してもらって、二人分15000円くらい。お財布に優しいな。
まとめ
娘の願いを叶えるためにアンテナを張っていたら、美容ではなく医療目的の二重瞼の手術にたどり着いたんだけど、その病院がすごかった。
松尾先生の眼瞼への愛情は本当にすごい。古文書の大好きな磯野先生や、魚の大好きなさかなクン、教える事を愛する林先生みたいな感じ。
もし眼瞼下垂で手術を考えていたら、松尾先生に一度お会いすると楽しいよー。
手術したよ~!→逆さまつ毛(目頭切開)・眼瞼下垂の手術 当日
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