こんにちは。とびらです。
「成功したい、幸せになりたいと思っているけど、全然実現しない。思っていることが現実になるなんて嘘だ」
「夢ばかり見ないで現実的になれ」
世界中がそう言っているように感じる時におススメの記事です。
人間の想像力がスゴイって本当だった!
人間の想像力のスゴさを知れば、「思っていることは実現する」というのがホントだってことがよくわかります。
二重の現実の中に生きている
サピエンス全史という本があります。ホモサピエンスという種族の特徴と歴史を「虚構」という鍵から読み解いている本なのですが、その中で著者は「私たちは二重の現実の中に暮らしている」と言っています。
想像上の現実と客観的現実
昔人間は動物と同じように、川や木やライオンと共に暮らしていました。人間は卓越した認知力を持っていたので、しだいに神や国家、貨幣、会社などを信じることができるようになりました。
そのおかげで無数の見知らぬ人どうしが力を合わせ、共通の目的のために働いたので途方もない力を得て、食物連鎖の頂点に立つことができました。
神に実体がないのと同じで、国家にも貨幣にも会社にも実体はなく、想像上の現実=虚構なのだと著者は言います。その虚構を信じられるのが人間という種なのだと。
私たちは生まれた時から、一方に、川や木やライオンといった客観的現実が存在し、もう一方には神や国家や会社という想像上の現実が存在するという、二重の現実の世界を生きているのです。
違和感を感じる時
私たち人間は実体のある現実のものなので、川や木や水、太陽、風という客観的現実(自然)から遠く離れると、自分の根元が切り離されたような不安を感じることがあります。具体的に意識していなくても、何か違和感を感じている人は多いはず。
また、私たちを取り巻く現代社会の枠組みの全てが虚構だということが、直感的にわかっていて、でも言語化できていなかった人も違和感を感じるでしょう。そんな人は自然を肌で体で心で感じることが必要です。
自然の存在を意識する
忙しく生活していると存在を意識することがほとんどない自然。でも誰にも平等に惜しみなく与えられている自然。その存在を意識すると、自分たちが無限の恵みの中にいることに気付くことができるのです。
レイチェル・カーソンは著書「沈黙の春」の中でこの感覚を「センス・オブ・ワンダー」と呼び、こう言っています。
「この感覚は退屈の解毒剤だ。人工的なものに空しく執着し、力の源から切り離されている状態を終わりにすることができる。」
花や葉っぱがどれだけ精巧に、美しくできているか、鳥がどんなに愛らしく美しい声で鳴くか、猫がどれだけ好き放題で可愛いか。自然のものは私たちが作るものよりもずっとすごいってことに気付けば、大きな愛のようなものに包まれているのを感じられます。
ありのままに生きる
この愛のエネルギーは気付いていなくても私たちに降り注いでいて、私たちがありのままに生きるのを後押しします。自然が美しいのはありのままに生きているから。人間もありのままに生きてるのが一番美しく、本人も楽しいのです。
人間が当たり前に持っているその卓越した想像力を生かして、神や国家、貨幣、会社を現実にしたのと同じように、自分のやりたいことを想像して現実にする。それが人間のありのままの姿で、一番楽しい人生なのです。
せっかくの想像力を、将来の不安や恐怖、何もできない自分を想像したりすることに使わないでください。想像したものはどんなものでも作り出せるのが人間という種族なのですから。
まとめ
今私たちが信じている国家や、国民、企業や法律、人権や平等といった考えでさえもが虚構です。そういう複雑なものでさえ想像できることが人間の特徴で「ありのまま」なのです。
この複雑な現代社会こそが「思考が現実化する」ことの証明です。
こんな複雑な仕組みでさえも現実にできるのですから、私たちの小さな望みなど現実にするのは簡単に決まってますよね?
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