牛乳を直接お客様に届けるには?三方幸せの土井ファームさんの手法とは?

目安時間:約 5分

農業家の3人と始めたポッドキャストもはや6話。今回は、富士宮下条で酪農をしながらカフェも営んでいる、土井ファームさんをゲストにお迎えして収録!

イタリアの田舎をイメージしたという店内は木の温かみのある優しい雰囲気。ベンチ脇には富士宮の観光案内やイベントのチラシ、雑誌や書籍が置かれていて、何だか居心地がよくて長居しちゃいそう。

4代目になるという土井さん。約100頭の牛さんから牛乳を搾っている牛舎のすぐ近くで、パンやジェラート、ドリンク、ランチなども提供するカフェも開いている。

牛乳を牧場で直売するということが、小規模な牧場にとってはなかなか難しい事らしい。

牛乳は、ただ搾ったままでは製品として出せないのです。殺菌をしたり、パッキングをしたりの設備が当然必要ですが、この製造販売許可は、数ある食品の製造許可の中でもかなりハードルが高く、設備投資の金額も大きなものとなります。繊細なミルクは、管理を怠ると深刻な食中毒などの問題が起こりやすく、衛生面もしっかりとした設備が必要です。「工房」レベルではなく「工場」レベルのものが必要になってきます。

千葉県 高秀牧場

だから6次産業化しようと思っても難しいんだけど、それをやっているのが土井ファームさんなのだ。

もちろんパンも売っている。パンやカフェのフードなどはお母さんが作っている。

試食させてもらったジェラートは、ミルクの味が濃厚でクリーミイ。自家農園で作ったコーンなどを使って、なんと餌から手作りしているという牛乳のおいしさをそのまま味わえる。

ティラミス味は手作りしたティラミスをジェラートに混ぜていて、すごく贅沢な味。季節商品のカボチャや落花生は自家農園で栽培しているというこだわり。おいしくないわけがない!

キッチンカーでイベントに出店するようになって、お客さんが増えてきたというカフェ。「お客さんが喜ぶ顔を直接見れるのが幸せ」だという土井さんの顔が印象的だった。牛乳を搾っているだけだったら見られなかったと。

カフェの周りには遊具などを少しづつ増やしていて、最近はお子さん連れのお客さんが増えてきたといい、知名度もあがり、地域に観光客を呼ぶ施設になりつつある。

喜ぶ顔を見て自分が幸せになるだけじゃなく、お客さんも地域も喜ぶ、そんな三方よしの土井ファームさんの手法、ポッドキャストで詳しくお聞きしました。2019年12月1日配信予定です。⇒ 農道223号 ぜひ聞いてみてね!

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農道223号 

静岡県富士宮市の農業関係3人と、料理人1人でお送りする農業系Podcast! 「牧場と畑とキッチンを繋ぐ」をテーマに、生産者と消費者を、美味しいという幸せで繋ぐことを目的にしています。 地域の農業関係者を招いて、語らいながら、自分たちのやりたいことや、ゲストのやりたいことの実現力を高めたいという思いで活動しています!

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管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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