生田斗真の「予告犯」が教えてくれること

目安時間:約 5分

こんにちは。とびらです。

 

生田斗真主演の「予告犯」を観ました。2015年公開の映画なのでDVDでの鑑賞です。この記事では映画の核心に触れているため、謎を推測できてしまいますのでご承知おきを。

映画のテーマ「小さくても、人のために人は動く」について考えてみました。

 

思いに人は動かされる

「予告犯」は、ネット動画上で犯行を予告し実行する通称「シンブンシ」の物語。法律には触れないけれど人を騙したり、人としてのの尊厳を踏みにじる者たちを制裁する彼らに、世間は注目するようになります。彼らは自らも自分の尊厳を守れず、一般社会からドロップアウトした若者達でした。

 

彼らが動画投稿を始めたのは、一緒に働いていた一人の少年が亡くなったことが引き金でしたが、行動の源になったのは、彼らの鬱屈した心をほぐした少年の思いでした。

 

自分を突き動かす思い

少年はフィリピンから腎臓を売るという大きな犠牲を払って、日本に来ていました。何が彼をそこまでさせたのか。それは「お父さんによく来たねといってもらいたい」という思いでした。映画の中で少年は無垢な存在として描かれていました。好奇心が旺盛で疑うことを知らない幼い子供のまま成長した少年。

 

少年が父に会いたいと強く願うことができたのは、計算や恐れがなかったから。父に会って得られる何かとそのために払う代償を比べるとか、父が自分に会って喜ばないかもしれないとか。少年の中の無垢なものは、人間が誰でも心の奥底に持っていて自分らしさを思い出させてくれるものです。

 

それが周りの人たちを動かしたのです。

 

わかりやすいほうがいい

人は自分の本当の望みに気付いてない事が多いですよね。辛い境遇にあれば、自分を捨てたお父さんのせいにして恨んで「会いたくない」「仕返ししよう」と思ってしまうことが多いでしょう。積年の恨みが凝り固まって、心の底では「会って自分を認めてもらいたい」と思っていても気付けません。

 

少年はそれを軽々と越えてしまうんですね。少年の言う「僕は頭が悪いから、難しいことは考えられない」ことで越えられるなら、ある意味最上の方法なんじゃないでしょうか。バカになって難しい事は考えないことが。

 

人に伝える

シンブンシ達と少年が夢を語り合うシーンがあります。そこで語られた少年の夢「お父さんに会いたい」はシンブンシたちが引き継ぎ、動画配信で世間の注目を集めたことで、少年がもう亡くなってしまっても叶いました。

 

主人公も自分の夢を語った時、自分が何を望んでいるのか明確になりました。だから少年が死んだ時やりたいことが頭に浮かんできたのです。彼の夢も少年の夢を叶えることで叶いました。誰かに伝えたあの時、夢が実現への一歩を踏み出したのです。

 

その他のみどころ

動画配信によるサイバーテロがこの映画の表舞台ですが、全編を通して描かれるのは人間同士が心でつながるという超アナログな世界。警察とのサイバー戦争を期待して観た人もいい意味で裏切られるはずです。主人公のゲイツの在り方も、演じる斗真君もめちゃかっこいい映画です。

 

戸田恵梨香演じる警察のエリートが、次第に主人公と心を通わせていくのも見どころなのですが、斗真君の抑えた演技が光っていただけに、彼女の軽すぎる演技はかなり残念でした。もう少し釣り合いの取れるキャスティングはなかったのか!

 

まとめ

「小さくても、人のために人は動く」の「小さくても」は小さくなんかない、時には自分の存在よりも大きいこともあります。自分の中にも無垢なものがあるか、何の計算も恐れもなくやりたいことに向き合っているのか、考えるきっかけになる映画だと思います。

生田斗真に教えてもらった人生のときめき

目安時間:約 4分

こんにちは。とびらです。

 

人生にときめきって大事です。前回の記事で服へのときめきを取り戻したことを書いたんですが→こちら

それから自分の中のときめきをより意識するようになりました。そうなるとイケメン好きかよって言われそうでちょっと恥ずかしいんですが、大好きな俳優さんの話を避けて通れないと思うようになりました。

 

これを話さずにときめきを語ると、うそをついてるとまではいかなくても、核心に触れずに周りの話だけをすることになって、いまいち言いたいことが伝わらなくなってしまいそうな気がして…。

 

 

生田斗真33歳、俳優。今私の心を一番ときめかせる人です。最初は娘が好きだったんです。毎日毎日ユーチューブの動画を見させられているうちに、端正な顔が頭から離れなくなってしまいました。ギリシャ神話から抜け出たような彫刻っぽい顔が、笑うとくしゃくしゃになって、そのギャップがたまらないんですね。

 

彼はああ見えてもジャニーズ。嵐のメンバーと同期なので嵐の番組に出たりするのですが、そんな時に垣間見える素顔がまたすてきなんです。バラエティー番組につきもののボケやツッコミにも軽やかにリアクションし、ふざけてるように見えて仕事に対する真摯な姿が透けて見え、しぐさからやさしさがにじみ出てきてしまう。自然体というか、自分のすべてにOKが出ている感じ。

 

私が彼にノックアウトされた作品は「人間失格」です。人間のどうにもならない弱さを、自分の美しい容姿を存分に生かして、多彩な表情で見せてくれて、かっこいいだけの俳優じゃないんだと知りました。最近です。それからは一日の終わりに彼の作品を鑑賞するのが何よりの楽しみになりました。

 

彼は映画界でも確固たる立ち位置を築いているみたいです。賞もたくさんもらっているんですよ。

ホラホラ!こんなに!

生田斗真ウイキペディアより引用

 

人生ってときめきをたくさん持っているほど幸せだと思うんですよね。

 

  • 斗真くんを好きになってから、演技力に対するアンテナが張られて、映画やドラマを見る視点が変わってきて以前より深く楽しめるようになった。
  • 服へのときめきを取り戻してから、以前ならパスしていた色んなタイプの服が目に入ってきて、着てみたら新しい自分の魅力を発見できた。

 

みたいな感じで、自分の引き出しが増えていってより豊かになると思うのです。斗真くんや好きな服というタグを付けて世の中を検索しているから、それに関係したものが目に入ってくるようになる。人間ってサーチエンジンみたいです。

 

ネットで収入が得られると知ってから、実現するために必要なことがどんどん目に入ってくるのもその機能のせいですね。ほんとおもしろい。50歳になって初めて知ることがものすっごく多くて毎日ワクワクします。

 

いつか斗真君の舞台を見に行けるように、今日もパソコンにかじりつきます。

 

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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