あなたは玄関の靴、揃える派?それとも気にしない派?
「靴は揃えるのが正しい」
ですよね?
私もそう信じていつも靴を揃えるように気をつけていました。
夫や子供たちが脱ぎ散らかした靴を、「靴は揃えなきゃダメじゃん」と言いながらいつもいつも。
1年ほどで、2人の子供は靴を揃えることができるようになったけど、夫は10年経った今でも揃えない。
なんで大人が模範を見せるべきなのに靴を揃えないんだろう。こんなにいつも言ってるのに!ムキーッッ( ̄^ ̄)といつもイライラしていた私。
でもそれには理由があったのです。
相手を責める気持ち
脱ぎ散らかした靴を揃えている時の私の頭の中はどんな思いがあるのか冷静に思い出してみると…
「なんでこんなこともできないの」
「いつも言ってるのにどうして言うこと聞かないんだろう」
「できないやつだな」
と相手を責める気持ちでいっぱいだったのです。
こちらが「正しい」んだからあなたはまちがってるでしょって。
正直なところ、夫のことはいつも尊敬していると口では言ってたけど、このことに関しては、いつまで経っても靴を揃えられないダメな人と見下してたと思う。
相手は信じる通りになる
できないやつ、という前提で接していると、相手はその通りになるという。
確かに自分に置き換えて考えると、「なんでできないの!」と責められ続けたらやる気なんて起きるわけない。
子供たちも実は、私が少し気を抜いて口うるさく言わなくなると揃えなくなってしまう。言われるから渋々揃えているのだ。
言わなきゃできないって、私が信じてるから。
知らずに延々と10年もそれをやり続けてしまった(T ^ T)
思い通りにはならないけど
思った通りになっている
靴を揃えて欲しいと思っても、揃えてはくれないけど、こんなこともできない人なんだなと思うと、その通りの人になる。
本当にその通りになってる!
まとめ
正しいはずなのに伝わらない理由は
相手を責める気持ちがあって、
できない人だと上から目線で思っていて、
その通りになっている
から。
いつもの感謝をこめて靴を揃えればよかったんだ!
今日からはそんな心でいこうと思います。
毎週火曜日の朝は、倫理法人会という心の中のことを勉強する会のモーニングセミナーに出席していて
今日のブログは、そこでのお話から気づきをもらいました。
マクロビをやっていて、食べることはとても大切だけど、正直、健康になるために食べ物の占める割合って2割くらいだと実感していて。
倫理法人会は、8割を占める心の勉強をしたいなとずっと思っていて、出会った会。
食べ物や食べ方に、健康に生きるための自然の法則があるのと同じように、心の持ち方にも幸せに生きるための法則がある。
それを毎週勉強できて、しかもその法則を実践している仲間に出会える場所です。
心の勉強も楽しいですよ✨✨
倫理法人会はこちらに詳しい情報が載っています↓↓↓
富士宮市倫理法人会
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動物性食品や砂糖を使わなくても美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方!
ぜひ気軽に参加してね!(^^)!
☘☘マクロビライフ☘☘
マクロビオテイックは単なる食事法じゃない(^^♪料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう♪
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円
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農業塾始めました
のこのこ塾
富士宮で農業法人を経営し、農家をなりたい職業ナンバー1にしたい塾長と、畑仕事が大好きで農家カフェをやりたい主婦、マクロビ料理家の私の3人でやっています。
野菜のおいしさの秘密を知るために、栽培方法を学び、実際に作り、収穫して調理します。野菜作りを体系的に学ぶことで視点が変わります! 食と農で何かおもしろいことをやりたい人と、楽しみながら学びましょう!
料金(税別)
基礎コース 月1回 3000円
プロコース 月2回 6000円
日時
基礎コース 毎月第3金曜日 18:30~21:00
プロコース 毎月第3金曜日+毎月第4金曜日 18:30~21:00
場所
基礎・プロ 富士宮市総合福祉会館 会議室
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ユーチューブ始めました。
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農業系ポッドキャスト始めました。
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静岡県富士宮市の農業関係3人と、料理人1人でお送りする農業系Podcast! 「牧場と畑とキッチンを繋ぐ」をテーマに、生産者と消費者を、美味しいという幸せで繋ぐことを目的にしています。 地域の農業関係者を招いて、語らいながら、自分たちのやりたいことや、ゲストのやりたいことの実現力を高めたいという思いで活動しています!
もしあなたが朝、どんよりと浮かない気分で目が覚めるなら、あなたの食べ方は自然の法則に反しているかもしれない。
健康は生き物が自然本来のかたちで自然に伸びていること。その時、体と心は調子が良く気持ちがいいものなので、朝気分よく起きれていないなら体も心も自然の法則に沿ってない可能性が高い。
農業では、いい土で育てると、虫の付かない美味しい野菜が育つ。
プロの農家さんに聞くと、決め手は種だという。種本来が持っている性質がいい土によって本来の形で自然に伸びていくと、健康で美味しい野菜になる。
フランス語で「テラン」という単語があって、体質と土地の両方の意味を持つ。人間でいうと畑は体質。体質によって、アレルギーだったり、すぐ風邪をひいたり、虚弱だったり、病気を寄せ付けなかったりするよね。
よい体質なら、あなた本来の性質が自然に伸びていき楽しい人生が送れる。人間の場合は精神というものがあるから、体質だけじゃなく心の状態も大事。
体を作っているのは食べ物だから、体質は毎日食べるもので変えていける。
できるだけ自然本来の形の食べ物を口にすることが、いい体質を作る。
自分が住んでいる場所に育ったもの、自分の力で手に入れられそうなものを皮をむかず、まるごと全部食べるという自然の法則を守っていれば、体質は良くなってくる。
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マクロビオテイックは単なる食事法じゃない(^^♪料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう♪
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所 自然食品店富士グリーン2F
富士宮市北町4-14
会費 3000円(税込)
お天気に恵まれた先週の金曜日のこと。ガタン、ゴトン。柵で仕切られた牧草地の間のでこぼこ道を私は車で走っていた。右手に茶色や黒の毛皮に、ぐるぐるの角を付けた羊たちが草を食べている。左手には馬だ。白い馬が二頭、茶色い馬も二頭、それぞれめっちゃ仲良くかけっこしたりして遊んでいる。
その先に、近代的な牛舎とたい肥を作る工場が見えてきた。入り口には消毒液のプール。ふんふん、ここでタイヤに着いた菌を落とすんだね。
ここは山梨県上九一色村にある日本獣医生命科学大学の付属牧場。
富士宮市倫理法人会で知り合ったおもしろいおじいちゃんが ここで生命科学の授業をしていると聞き、講義を聞きにやってきたのだ。
その方、中島さんは、静岡県富士宮市朝霧高原の牧場で、60年にわたり牛と共に生き、牛乳を生産している酪農家。気のいいおじいちゃんって感じのすっごく気さくな人。70代にして留学経験もあり、宇宙の話もエロい話もOKなグローバルなハイパーおじいちゃんなのだ。
そんな破天荒な中島さんの講義は、やっぱりグローバル感半端なかった!
農業人にとって最も重要な、命の仕組みを伝える中島さん、やっぱりただの破天荒なおじいちゃんじゃなかった!
有機物の循環
中島さん「あなたはどこから来たの?」
生徒A「埼玉県です」
生徒B「熊本です」
中島さん「じゃあ今どこにいるの?」
生徒A「山梨県です」
生徒B「試験牧場です」
中島さん「山梨?牧場?それはどこにあるの?自分がどこから来て、今どこにいるのかわからないと農業はできないよ。」
中島さんは、 のっけから生徒たちを混乱させていた。牛乳の試飲から始まった和やかな講義に安心していた生徒を襲ったのは、いきなり繰り出される高度な質問。中島さんについて来れる生徒はいるのか?
スケジュールの関係で全員の覚醒を待つ時間はない😵
答えは地球☆
市とか県とか、国とか、そういう人間が作り出した観念は自然の中で通用しないよっていうこと。
農業や林業、漁業のような自然を相手にした生産者は、宇宙の流れの中にいるんだという認識を持て!ということなんだろうね。
自然界のものは全て、宇宙の法則ー太陽が地球の与える影響、月と地球の引力、潮の満ち引きーから逃れることはできない。当たり前のことなんだけど、現代社会はあまりにも自然と離れてしまっているから実感しにくいよね。農業大学に通っている生徒さんでさえ。
この法則は地球に、ありとあらゆる有機物が微生物によって分解され土に還り、その土が命を育てるという循環を作っている。
動物が死んだらどうなる?
微生物が分解して土になる。
じゃあ、命の誕生は?
土から種が芽を出す。でも土がカラカラに乾燥していて栄養成分がなかったり、ガッチガチに固まっていると種が芽を出せない。
同じように動物も健康な体がないと命が育たない。牛も、人間も。
健康の3つの条件
では健康な体はどうやって作られているか?
きれいな空気
動物は空気がなければ3分くらいで死んじゃう。生きることと空気はセット。その空気を作っているのは緑の植物。その植物を育てているのは土だから、きれいな空気を作っているのは土。
きれいな水
動物が生きるのに次に必要不可欠なのが水。食べ物がなくても水だけで動物は何日かは生きられる。水を浄化しているのは土。土の中にいる微生物が水をきれいに分解してくれている。だからきれいな水を作っているのは土。
食べ物
動物の体を実際に作っていくのは食べ物。毎日食べるもので体ができている。穀物や野菜は土が育てる。牛や豚、鳥などは、土が育てた穀物や野菜を食べて育つ。だから食べ物を作っているのは土。
健康を作っているのは土
動物の健康を作っているのは土だってわかったけど、前述したように、土はカラカラだったり固まっていたりすると命を生むことができない。じゃあ健康な土はどうやったらできるの?
健康な土を作るたい肥
自然に有機物が微生物によって分解されることが一番健康な土ができる方法なんだけど、現代社会では、排泄物はし尿処理施設、ゴミはごみ処理施設、作物も単一栽培、と自然の生態系に沿ったものになってない😢
そんな中、ここで取り組んでいるのがたい肥作り。微生物がたっぷり含まれたたい肥を混ぜることで土を健康にする取り組みだ。実際に牛糞が腐葉土と混ざり微生物によって発酵する様子を見学させてもらった。
たい肥工場入り口で、この講義最大の難関が待ち構えていた!なんと中島さんから牛糞を触れ!という指令が!
そもそも、自分のウンチって触れる?中島さん曰く、一瞬前まで体の中にあったものなのに、体の外に出た瞬間、汚くて触れなくなってしまうのは変じゃないか?と。
本来ウンチは体の中からの大切なお便り。汚いというのは人間の観念でしかないわけ。赤ちゃんも動物もウンチを嫌がったりしないもんね。
というわけで、自分のウンチではないにしても、牛のウンチを触って、愛おしく感じながら土に変わっていくのを体験しましょうという最強のミッション!
受けて立とうじゃないの。どれどれ、牛のウンチって…?
うわあ、なんか思ったより柔らかい。匂いもヨーグルトのような乳酸臭で、全然ウンチ臭くない。
そのウンチをつけたままの手で、混ぜ始めのたい肥、半分発酵が進んだたい肥、発酵がもうすぐ終わる土に近い状態のたい肥にそれぞれ手を突っ込んで、手触りや温度を体感させてもらった。
最初はゴツゴツしたりねちょねちょしているたい肥が、サラサラの土になっていく…。90度にもなる熱さは微生物が活発に活動しているから。まるで生き物のような熱気だ。牛糞たい肥の匂いなんて全然しない。これが本当のたい肥なの?
ここまで微生物の働きを引き出せているのは、命の仕組みに沿った循環だからなんだなあ。それは頭で考えて作り出しているのでなく、毎日牛と藁とウンチと草と向き合って手を動かしているからできること。
気づいたらウンチの付いた手がサラサラに。土のいい匂いがした。
健康な土で育った作物
講義の最後は牧草の食べ比べ。
中島さんの牧場では牛が良く食べる草と、食べ残す草があるのだそうで、それを土ごと引っこ抜いたものが教材。
土や根を見ると歴然とした違いがある。土の匂いも草の味も全然違う。
牛が食べ残す草は土が硬く空気が入っていない。根も太く長いが少なく、アクが強く美味しくない。よく食べる草は土がふわふわで、細く短かい根がたくさん出ていて、いい香りがして美味しい。 ふわふわの土を団粒構造と言って空気が通るから微生物が住めるため、美味しい草ができるそうだ。
まとめ
ハイパーおじいちゃん中島さんは、命の仕組みを語るスペシャリスト。本当にすごい人だった。
私達は生き物だから、生き物の仕組みに沿っていろんな物事を考えていくのが一番間違いがないんだと改めて教えてもらった。
ふだんものすごい量の情報に晒されているから、ともすると体験より知識を尊重してしまいがちだけど、やっぱり自然の中で手を動かして実験をしてみないとわからない。自然って人知を超えてるもん。自然は私達が考えているよりずっとずっと深い!
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命の仕組みをもっともっと知りたくなって、農業塾を立ち上げることにしました!
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