大型の台風24号が全国ツアーを終え、一晩明けた今朝のこと。
「夕べは一晩中、雨風がひどかったけど、静かになってるから行っちゃったんだな。よかった。」そう思いながらカーテンを開けると、窓ガラスに無数の木の葉がへばりつき、デッキや庭、家の前の道路が大量の枝や葉っぱで埋め尽くされていた。
「これからこの大量の葉っぱを片づけるのか…」さっきまで台風一過で晴れやかな気分だったのに、外を見たとたんにげんなりしてしまったんです。
あなたもこんな風に、目の前の出来事に気分が左右されることってありませんか?
私は今も左右されまくりです。でも思考が現実を作ることを知った今は、心を観察するようになりました。
今日も「あ、今私は嫌な気分になったな」とげんなりした自分を観察しました。現実に起きているのは、「大量の葉っぱが道路や庭にある」という事で、それ自体にいい、悪いの要素はありません。
じゃあなぜ私は嫌な気分になったのか?それはこの現実から引き起こされる嫌な面を見たから。「掃除で半日以上潰れちゃう、やりたいこと他にあるのに」「暑くてやりたくない」「日焼けしちゃう」などです。
物事には必ずいい面と悪い面があります。いい面を見るように自分を変えることで、自分の周りの世界を変えることができる、というのが「引き寄せの法則」です。
そんな法則を知らなかった時は、そのまま不機嫌な状態で掃除をして不機嫌な一日を過ごしていたのでした。でも今の私は違います。エッヘン。この出来事のいい面を探してみました。
「曇った窓ガラスをきれいにするいい機会だ」「葉っぱや土や草っていう自然といちゃいちゃできる」「道路を掃きながら近所の人と交流できるかも」っていうのが浮かんできました。
いい面が浮かんできたのでさっそく導入してみました。もちろんその方がずっといい気分。「窓ガラスピカピカで、心の曇りもとれたわー」「色んな形の葉っぱがあるなあ」上々の気分で掃除をすることができました。
でも私の心はちょっとするとすぐ文句を言います。日が昇って暑くなると「暑くて嫌だ」やぶ蚊に刺されると「10か所以上刺されちゃったよ!最悪」って。そんな文句ったれの心も許してやりました。しょうがないよね、人間だもの。
嫌な気分になった時は、出来事のネガティブな面を選択して心が動いたということ。選択肢を変える絶好の機会です。
もしあなたが嫌な気分になった時、以下のことを自分に問いかけてみてください。
- 心はどんな状態なのか?
- 何に反応したのか?
- 反応した出来事によって引き起こされるいい面と悪い面は?
- いい面を選んだらどんな気分になるか?
4までやってみたら、いい気分の方を選んでみてください。そしてもし嫌な気分をいい気分に変換できたら、必ず自分をベタボメしてみてくださいね。
「○○ってばやるな~、中々気持ちって切り替えられないのにホントすごいわ」
「その調子なら、何でもうまくいくんとちがう?○○天才だわ」
「昨日の○○よりずっと楽しそうやん、仲良くしてほしいわ」
褒めて褒めて、どんどん調子にのらしちゃいましょう。いい気分になって、たのしい現実を引き寄せましょう。
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