マクロビライフ スタート!

目安時間:約 5分

5月から新たな料理教室がスタートしました。マクロビライフは、マクロビオティックをゆるく体験してもらうために新設した料理教室です。



マクロビオティックというと、肉も魚も卵も乳製品も砂糖も使っちゃダメという厳しい制限があるって思ってる人が多いんだけど、使っちゃダメなわけじゃ、全然ないんだってことを知ってもらうための教室です。

マクロビオティックは穀物や野菜などをできるだけ自然に沿った形で食べることをすすめているんだけど、それは、現代の食生活があまりにも自然からかけ離れてしまっているから。



暗くなったら寝る、明るくなったら起きる、お腹が減ったら食べる、自分の住んでいる場所の空気を吸い、水を飲み、作物を食べる、排泄する、土に還す、という当たり前のことが当たり前ではなくなっています。

自然とかけ離れているとは言っても、生まれた時からこの便利な社会で生きていると、自分が自然の一部だと意識さえできないのが普通でしょう。

でも自然の循環から離れてしまうと、体の調子が悪くなったり、毎日が憂鬱になったりして、体が赤信号のサインを送ってくるのです。


マクロビオティックは、日本人が昔、自然の中にいた時に食べていたものを食べて、健康を取り戻そうと考えて始まったものです。病気治しをする時、動物性食品を一切取らないと治るのが早いし効果的なので、病気治しのための厳しい食事療法が広まっていったのです。

でも食べ物を咀嚼するための歯は、親知らずも入れて32本中20本が臼歯、8本が切歯、そして4本が犬歯。歯の割合に合わせて摂取するのが自然なので、5/8は穀物、2/8は野菜、1/8は動物性をとるのが人間の体に合ってるっていうことに。


マクロビライフでは、そんな観点から、リマクッキングでは使用しない動物性も若干取り入れたり、現代の忙しい生活事情にマッチした簡単な時短料理を紹介しています。簡単料理を盛り付けで豪華に見せるテクニックとか( ´∀` )


リマクッキングを初級から上級まで勉強されたベテラン生徒さんの、学びのアウトプットの場所でもあるので、初めての方もわからないことは先輩に教えてもらえるので安心です💕


そんなマクロビライフの記念すべき第一回目はスイーツ教室🍰受講生の方のお孫さんが砂糖が食べられないため、いつもお菓子作りに苦労されているとのこと。いっそのことオールスイーツ教室やろうと企画しました✨

メニューは豆腐のワッフル+豆乳ヨーグルト&フルーツ

             豆乳クリーム&サラダ

     巻き巻きスイーツ  

     リンゴのタルト

     フルーツオープンサンド

甘いのだけだと甘死にしちゃうので、ワッフルは半分は豆乳で作ったマヨネーズ風のクリームとサラダで。

タルトはアーモンドプードルを入れた香ばしい生地の中にサツマイモのペーストを入れ、その上にリンゴでバラを形作りました。簡単だけどきれいなんです✨

フルーツは形が本当にきれいなので、それを生かしたお菓子が見栄えがいい。フルーツサンドは、天然酵母パンに豆乳ヨーグルトを塗って、美しいフルーツをのせるだけで映える~(^^♪


動物性食品や砂糖を使わなくても
美味しく作れるゆる~いマクロビ教室。
アレルギーの方、ダイエットしたい方、野菜が好きな方、私に会いたい方!
ぜひ気軽に参加してね💕
🍀🍀🍀🍀🍀マクロビライフ🍀🍀🍀🍀🍀
マクロビオテイックは単なる食事法じゃない?料理を通じてワクワクする生き方を見つけよう?
開催日時 毎月第4水曜日 AM10:00~14:00
場所   自然食品店富士グリーン2F
     富士宮市北町4-14
会費   3000円(税込)

    

行列のできるフルーツサンド

目安時間:約 4分

家の近所の八百屋さんでフルーツサンドが人気だ。元々果物を得意分野にした八百屋さんなのだが、最近フルーツサンドを売り出したという。聞いたところによるとインスタで人気に火が付いたとか。10時と2時の発売時間には行列ができているらしい。

 

人口10万人の小さな町で、ホントかな?と思ったがホントだった。その時間に隣の銀行で用事を済ませて出てきたら、店の外まで行列ができていた。

 

行列ができるほど人気と聞くと興味のなかった人まで買いにいったりするから不思議だ。人が人を呼んで、今ではそこのフルーツサンドは希少価値が非常に高く、誰かにあげたりしたらとてつもなく喜ばれるものになった。

 

これって八百屋さんのもともと売り物のフルーツを、形を変えて売っているだけなんだよね。果物をフルーツサンドにするって思いつくのがすごいぞ。望月商店。

 

世の中にはお客さんの目で、長年働いている自分の店を見ることができるという特殊技能を持った人々がいる。旅先で、もやしの根を取りながら店番をするお婆さんや、見たこともない大きな葉っぱの木を新鮮な目で眺めるみたいな感じで。

 

そんな特殊技能を持った人は、自分の中にあるものも、お客さんの目で見ることができるのかな。いいなあ。

 

自分とのつきあいが長くなってくると、自分の性格や振舞いに慣れすぎて、もはや自分が何を好きなのかさえよくわからなくなってくる。子供の時はもっとはっきりしていた。良いところもいっぱいあった。でも今は埋没してて全然見えない。

 

でもなぜか短所には慣れることがなく、むしろより多く見つけるように努力さえしてしまう。その結果、多すぎる欠点をかかえた自分なんかより、他人の方がずっといいものに見えるのだ。

 

近所に映画館も、ショッピングモールもコンビニもない田舎に住んでいる人は、大都会には何でもあると強い憧れを抱くだろう。映画、お芝居、ライブなどのエンターテイメント、流行のファッション、食の豊富さ。

 

なぜか満員電車とか、交通渋滞とか、高すぎる生活コストとかには目が行かない。そういう構造になっている。

 

ふとしたきっかけで、自分の店や自分自身の良さに気付くこともある。誰かに褒められたり認められたりして。でも普通は当たり前すぎてわからないものだ。

 

私も望月商店みたいになりたいよ。自分の良さを発掘したい。

 

それにはやっぱりフルーツだな。私にとってのフルーツってなんだろう?ぐるぐるぐるぐる考え込む。店の中の品物を一つ一つじっくり見て回るみたいに。

 

そして気付くのだ。萎びた野菜しかないことに。フルーツなんて初めからなかったんだ。ちっ、時間の無駄だったな。

 

萎びた野菜しかないから漬物でも作るか。あれ、でも漬物もいいね。

 

 

 

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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