笑える記事を書くために知っておきたい法則とは?

目安時間:約 5分

こんにちは。とびらです。

 

ブログを読む時、まじめ一辺倒の記事と、ユーモアにあふれた記事なら、後者の方が読み続けたくなりますよね。

 

ユーモアのセンスを持っていない私ですが、笑いの原理を知って試行錯誤を重ねれば使えるようになる?

 

1笑いの原理

笑える記事を書くために、人はなぜ笑うのかをおさえておきましょう。

ギャップ

人は普段、次の展開を予想しながら生活しています。フライパンを火にかけたら油を入れて卵を焼くとか、ごみが出たらゴミ箱に捨てるとか。自分の中でこうなるだろうと思っているのです。それが思った通りにならない時に、自分の思い込みがはずれて笑えるっていう仕組みです。

 

フライパンで靴を焼くとか、ごみを店頭に並べるとか、予想と違うことを書くとアレっ?となるんですね。

 

緊張と緩和

緊張した状態を作り出しておいて、緩和させるというのも手法の一つ。例えばお葬式でお坊さんが転んだりすると、笑っちゃいけないと思うほど笑いがこみ上げてきてしまいますよね。その法則を利用するのです。

 

すごくシリアスな文体で面白いことを書いたり、リストラされたとか、ガンになったとかの深刻な話をご機嫌な調子で書くなど。

 

ギャップの効果を高める働きもします。

 

フリとオチ

よりギャップを際立たせるため 重要なのが「フリ」。フリとは状況や設定を説明すること。結末「オチ」を効果的にするために、しっかりしたフリで土台をかためるのがおもしろい話のコツです。

 

ギャップを大きくするための3つのフリ方

結果を予想させる

状況、場面をしっかりと設定すれば見る方は結果をイメージしやすい。

 

例えば家でくつろぐ熟年夫婦のもとへ、スーツ姿の緊張した若い男性が訪問する。夫婦には年ごろの娘がいるという設定にすれば、もしかして「お嬢さんをください」と言いに来たのか?と想像できます。そこで若い男性が「奥さんをください」と言うとギャップが生まれます。

オチがわからないようにする

オチが予想されてしまえばギャップは生まれません。

長くしない

フリを長くするとオチに対する期待が高まってしまい、効果が薄れてしまいます。

 

 

ボケとツッコミ

ボケはギャップを作り出し、ツッコミはそれをフォローする役割。ボケは期待を裏切る言動や行動をして読者の予想をひっくり返します。ツッコミはボケを強調するために、おもしろい例えでツッコんだり、全否定してみせたり、わざと知らんぷりしたりします。

 

吹き出しを使うと臨場感が出ます。

 

あの…あの…お母さんを私に下さい!

おまえは綾部か!

 

 

 

2笑いのこころ

三代目桂米朝がマクラ(前置き)で語った言葉に

噺家はアホではできまへん、かしこかったらなおできまへん。

というのがあります。

 

人の思い込みをはずすには頭の回転の良さがもちろん重要だけど、もっと重要なのは、自分のアホでサイテーにOKが出ているということ。話の面白い人はたいてい自虐ネタで自分の欠点を笑いに変えています。そのためには、自分を客観的に見ることが大事です。

 

自分を客観的に見るメタ認知能力を高める方法はこちら→メタ認知で心を動かす文章を書く

自分のアホにOKを出す方法はなぜブログがうまくいかない最低の時がチャンスなのかにまとめています。

 

まとめ

クスっと笑える記事を書くには、笑いの原理を理解して、実践あるのみ。でも自分を飾っていては面白い記事は書けないということですね。

プロフィール

 

管理人:やっちゃん@平戸育子

ゆるベジ料理スペシャリスト

厳格なマクロビアンの家庭で育ち過食症に。克服した経験と、自然食品店勤務20年の経験を元に、簡単に作れて、美しく、食べておいしいゆる~いマクロビオティック料理の教室を主宰しています。/リマクッキング富士宮校講師歴10年/映画と読書とお酒が大好き/10代後半の子供二人と、単身赴任中で週末だけ帰ってくる夫と静岡県富士宮市に住んでいます。/自分の体を信じることで自然に健康になっちゃう考え方やレシピを配信しています。

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